自分を愛することが、幸せな恋愛をする第一歩
自分を愛し、受け止めていますか?
自分に愛が足りないので、愛を与えるよりも求めてしまうし、愛情を勘違いして、相手に対して自己犠牲を持って愛そうとしてしまうこともあるからです。
自分をきちんと愛せるようになることで、恋愛は変わってきます。
では、どんなことが変わるのでしょうか?
<目次>
自分を愛すると起こる変化1. 依存心がなくなる
自分を愛せない人は、自分のことを受け止めることができません。だから、人に受け止められることで安心しようとします。それがエスカレートすると、自分の価値を「相手が自分になにをしてくれるか?」ではかるようになり、だんだん相手に愛を乞うようになってしまうのです。
自分を愛することの定義を私なりに言うと、「“ありのままの自分”を受け止め、成長を願うこと」です。
人は、自分自身を受け止められないと、地位、名誉、世間の評価、人からの態度で自分の価値をはかろうとしてしまいます。そんな不安定なものにすがっていては、いつまでたっても、本当の意味で自分を受け止められることはできないでしょう。
まずは“ありのままの自分”を受け止め、ダメなところがあっても、それも受け止め成長していける人こそが、自分を愛することができるのです。
“ありのままの自分”を受け止められない人が恋愛をすると、相手に自分の価値をゆだねてしまいがちです。
でも、どんなに恋人が認めてくれても、自分で自分を認められない人の心はいつだって不安定です。例え相手に「愛しているよ」と言われても、極端な人は次の日に言ってもらえなければ、また不安感に襲われるのです。
結局は、どんなに相手に受け止められたとしても、自分で自分を受け止められなければ、安心感なんて得られるものではないんですよね。不安になるのは、“自分の心の問題”だからです。それは、自分で解決するしかありません。
でも、依存体質の人は、相手の態度で自分の不安を解消しようとばかりしてしまいます。だからこそ、恋人に求めすぎてしまい、相手を消耗させてしまうこともあるのです。
自分を受け止め、愛せている人は、自分を受け止められることばかりを望むよりも、相手を受け止めたいと思えます。さらに、相手をよく見て、理解し、相手がより輝けるようなサポートをすることもできます。
だからこそ、恋人からも大切にしてもらい、いい恋愛ができるのです。
恋人からいくら自分を受け止められても、自分が自分を受け止められなければ、心は不安定なままですよ?依存心を捨て、自分で自分を受け止められるようになりましょうね。
自分を愛せるようになることで、恋愛パターンが変わることもあります。
「自分を愛せないからこそ、陥りやすい不幸な恋愛パターン」というのも存在します。
自分を愛すると起こる変化2. 大切にしてくれる人を選ぶようになる
自分を愛すると、選ぶ相手も変わる!
逆を言えば、自分を愛している人は、そんな恋愛はしません。明らかに自分を大切にしてくれない人とは関わらないようにするからです。
もちろんこういった分かりやすい関係ばかりではなく、普通の恋愛関係でも自分を大切にしない行為をしがちです。
中でも多いのは、「自己犠牲」をしてしまうことです。
自分らしさを押し殺し、相手のために尽くしてしまう人は意外といます。それでは幸せになれないでしょう。
さらに、自分が犠牲になるということは、相手を“加害者”にしてしまう、とも言えます。それが相手の幸せにつながるのでしょうか?正常な神経の持ち主なら、いい気分はしないはずです。
また、自己犠牲の伴った愛情は、相手に見返りを求めます。本当の愛情は無償です。つまり、本当の愛情ではないものを相手に投げかけて、相手を苦しめてしまうこともあるのです。
では、自分を愛している人だったら、どうするのでしょうか?
お互いに居心地のよい関係になるように折り合いをつけます。相手も自分も無理のない環境を作ることを心がけるのです。
それができない相手の場合は、関係を解消することもあります。それがお互いの幸せのために大切なことなのです。
だから、自分を愛せる人は、結果的に「相手も自分も大切にできる人」を選ぶようになります。自分だけではなく、相手もそういう人を選んだ方が幸せになるものなんですよね。
自分が幸せな恋愛をするためにやった方がいい、大切な行為があります。それは自分を愛することでできるようになります。次のぺージで紹介します。
自分を愛すると起こる変化3. 自分の心に素直に行動できる
自分の心の声を聞いていますか?
自分の心は「彼(彼女)のことを好きではない」と言っているのに、相手の社会的地位、収入、世間からの評価など、損得勘定で恋愛をしようとする人もいます。
もちろん「恋愛を自分の地位向上のステップアップに使おう」と割り切っている人であれば、それはそれでアリとも言えます(※「恋愛をしている」とは言えませんが)。
それよりも問題なのは、「自分の心の声が聞けていない人」です。
自分の気持ちが分からず、周りの意見に流され、モヤモヤした気持ちで恋愛を続けている人は多くいます。それによって自分だけではなく、相手にも迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
結局、「自分がなにを選択すれば、幸せになれるのか?」は自分にしか分かりません。
何かを選択する際に、それに対する責任をとる覚悟があれば、どんな結果であれ、後悔はしません。むしろ自分が選んだ道を進んだことに誇りすら持てます。
「自分の心を聞けてない人は、自分のことを大切にできていない」と言えます。
逆を言えば、自分を愛せている人なら、進んで自分の心ときちんと向き合おうとするものなのです。忙しくスケジュールを埋めて、自分の気持ちを誤魔化すのではなく、時には一人の時間を持って、自分と対話する努力は必要ですよ?
最後に、「いい恋愛をするためにも、自分を愛さなくてはいけない究極の理由」を説明します。
自分を愛せない人は、人を愛せない
愛する人が幸せだと、自分も幸せ!
さらに言えば、自分を愛することができない人は、本当の意味で人を愛することはできません。
中には、「自分は自分を愛していないけど、相手を大切にしているよ?愛しているよ?」と言う人もいます。大概、そういう人は大きな視野で物事を見られていません。
人は、愛する人が不幸だと、自分まで不幸せになります。
つまり、あなたが自分を愛していない分、あなたの大切な人が悲しむのです。それを理解していますか?
本当の意味で幸せな恋愛をするために大切なことは、自分を愛し、相手を愛することです。
まずは自分のことをしっかり愛せるようになりましょうね。
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