結果報告!金メダルは誰の手に!?
まずは決勝戦の試合結果について振り返ってみましょう。【ミックスダブルス(XD)】
デンマーク:ヨアキム・フィッシャー・ニールセン&クリスティナ・ペダセン
中国:ツァン・ナン&ツァオ・ユンレイ
第1ゲーム:デンマーク 17 – 21 中国
第2ゲーム:デンマーク 21 – 18 中国
第3ゲーム:デンマーク 23 – 21 中国
3ゲーム目のデュースまでもつれ込んだ接戦を制したのはデンマークペア。試合の終盤に近付くにつれて白熱していく両国の応援合戦も見物でした。
【女子シングルス(WS)】
日本:奥原 希望
日本:山口 茜
第1ゲーム:奥原 21 – 18 山口
第2ゲーム:奥原 21 – 12 山口
日本人同士の対戦となった女子シングルス。2013年から3年連続3回目となる日本人同士の決勝戦は、膝の怪我から完全復活した奥原選手が自身初のスーパーシリーズの頂点に輝きました。
【男子シングルス(MS)】
中国:リン・ダン
デンマーク:ヴィクター・アクセルセン
第1ゲーム:中国 21 – 19 デンマーク
第2ゲーム:中国 16 – 21 デンマーク
第3ゲーム:中国 21 – 19 デンマーク
今やレジェンドと称される中国の英雄と、若きデンマークのエースの対決。21歳の若き才能がじわじわとレジェンドを追い詰めるも、最後に決めたのはやはりリン・ダン選手。試合後のインタビューでは、来年も見据えた力強いコメント。まだまだこの人から目が離せそうもありません。
【女子ダブルス(WD)】
中国:ツァオ・ユンレイ&ツォン・チャンシン
デンマーク:クリスティナ・ペダセン&カミラ・リター・ユール
第1ゲーム:中国 21 – 12 デンマーク
第2ゲーム:中国 21 – 16 デンマーク
本大会、3試合目の中国vsデンマークの試合。女子ダブルスを制したのは、中国ペア。ツァオ・ユンレイとクリスティナ・ペダセンは、第1試合目のミックスダブルスでも対決しています。女子ダブルスでは中国ペアの勝利ですので、ミックスダブルスの雪辱を果たした形となりました。
【男子ダブルス(MD)】
韓国:イ・ヨンデ&ユー・ヨンソン
中国:フ・ハイファン&ツァン・ナン
第1ゲーム:韓国 21 – 19 中国
第2ゲーム:韓国 29 – 27 中国
迫力の男子ダブルス。壮絶な打ち合いを制したのは韓国ペア。結果的にはストレート勝ちですが、第2ゲームはもつれにもつれ29点までの大接戦。やはりお家芸、ダブルスは韓国が強かった!
日本勢が頑張った!女子シングルス!!
会場はここ!東京体育館
男女各シングルス、ダブルスにミックスダブルスを加えて5種目ある本大会。その中でも日本人選手の最多出場なのが女子シングルス、本戦トーナメントには11名の選手が出場しました。
そんな中で、世界ランキング18位の三谷美菜津選手が同1位のサイナ・ネワル選手を2回戦で破る大金星がありました。惜しくも次の試合で奥原選手に負けてしまい、その様子はヤフーニュースにも掲載されていたので知っている方も多いのではないでしょうか?
決勝戦は現役女子高校生の山口茜選手(勝山高校)と2度の大きな怪我から復活を果たした奥原希望選手(日本ユニシス)。山口選手は2013年の同大会で、同じく日本人選手との決勝戦を経て優勝した経験を持っています。しかし試合の内容としては、奥原選手が「攻めきった」という印象。
カットなど多彩なショットでズバっと決めたかと思えば、長いラリーでも我慢負けしない。またネット前のプレーも強気に攻め優勝を掴みました。
今後も世界の舞台で対戦することの多いであろう二人、それぞれ異なる持ち味を活かしながら、切磋琢磨をして日本バドミントンの女子シングルスを盛り上げていってほしいと願います。
過去最高を更新したYONEX OPEN JAPANの来場者数
YONEX OPEN JAPAN 2015は6日間で延べ25,000人以上の来場があったそうです。10年前と比較すると、なんと2倍以上!バドミントンがじわじわと注目されているのがわかります。観客数は毎年着実に伸びており、今年も昨年の過去最高数を更新し、いよいよ大台の30,000人が見えてきました。そのため、開場前は多くの人が入場待ちの列を作っています。観戦席は、アリーナ席、スタンド席という大きな括りで先着順で決まります(指定席はありません)。そのためちょっと遅めに行くと観戦しやすく人気の席は大抵埋まっているのでご注意ください。
たくさんの来場者が!
反対にアリーナ席は、試合中の選手をより間近で見られるメリットがあります。スタンド席からでは感じにくい迫力やスピード感がありますから、私はアリーナ席での観戦をお勧めします。
さらに、より迫力・スピード感を求める方は、アリーナ席のコート真後ろで選手と自分の目線の高さが同じくくらいになる席を狙ってみましょう。自分もプレイヤーになったつもりで試合を観戦することができるはずですよ。
それでは、来年のヨネックスオープンジャパンに向けて、Let’s バドミントン!!