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「忙しいから会えない」男性・女性の本音とは?

「好きな相手が忙しくて会えない」「恋人の仕事が多忙ですれ違ってばかり」なんてことはありませんか? そこにはもしかしたら、「忙しい」だけではないホンネが隠されているかもしれませんよ? 「忙しいから会えない」と言う男性・女性の本音について解説します。

ひかり

執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

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「忙しいから会えない」と言う男性・女性の心理

「忙しいから会えない」と言う男性・女性の心理

「忙しいから会えない」と言う男性・女性の心理

「好きな相手が忙しくて会えない」「恋人の仕事が多忙ですれ違ってばかり」なんてことはありませんか?
会えないのは、本当に「忙しい」だけでしょうか?

今回は、私のところに届いた読者さんからのお悩み相談を元に、説明したいと思います。

「お見合いをきっかけに出会った女性と正式にお付きあいすることになり、3回ほど食事に行っています。今は3週間に1度ペースで2時間くらい食事するだけで、彼女からは日々の連絡はなく、メールを送っても既読スルーばかり。返信は3日に1通あるかないかです。
デートのお誘いメールをしても大抵は『忙しいから、またね』って言われます。でも彼女の仕事は、毎日定時で終わるはずなんです。僕はもう少し会いたいし、メールもたくさんしたいです。でも、本当に忙しいのかを詮索するのも悪いし、こんな彼女の心境をどう思いますか?」(Tさん・32歳、男性)

現代は仕事や趣味に忙しい人が多いので、本当に忙しいことはあります。ただ、誰にでも平等に、1日に24時間あります。つまり、他のことに時間を使っていて、会う時間には費やさないということは、それだけその人にとっては、「優先順位が低い」と言ってもいいでしょう。

結局、本当に会いたければ、寝る時間を削ってでも会う時間を作る人はいます。その人にとっては、「睡眠時間<会う時間」だからです。

つまり、今回の場合は、彼女がなにかしらの理由があって本当に忙しいのかもしれませんが、「無理して時間を作ってまで、会いたいとは思われていない」可能性は高いでしょう。

一般的に相手が忙しくて会ってくれない場合、「片思いの関係」なのか、「付き合っている関係」なのか、さらにその関係の深さでも、対策は変わります。
   

片思いの相手が忙しい場合は?

一歩踏み込んで、電話をして距離を縮めてみて!

一歩踏み込んで、電話をして距離を縮めてみて!

片思いの相手が忙しくて会ってくれない場合は、「それがあなたの思いに対する答え」だと思ってもいいでしょう。

体(てい)のいい断り文句として、「忙しい」と言っていることは多いもの。それは相手を傷つけない配慮だったりもするのです。
もちろん、いざというときはきちんと断ることが優しさですが、まだ告白もされていない相手に断るわけにもいきませんしね。

何度も言うように、人は本当に会いたい相手だったら、何が何でも時間を作るものなのです。

ただ、現段階では脈はなくても、どうしても諦めきれない場合は、相手にとって、「会いたい相手になること」を目指すことも重要です。
それは単に相手に「会いたい」と言い続ける人ではありません。相手がどういう状況だったら、時間を作っても会いたいと思うのか?を考えるのです。
例えば、音楽が好きな人なら、「ライブのチケットが2枚あるから、一緒にどうですか?」でもいいのです。それは映画でも、美術館のチケットでもかまいません。

さらに、普段からさりげなく相手を喜ばせるメールを送るのもいいと思います。相手を褒めたり、励ましたり、相手が喜ぶような情報を提供したりして、相手が「メールをしていると楽しいな」と思える人になるのです。もう一歩踏み込めるときは、電話をして楽しいひと時を過ごし、お互いの距離を縮めるのもいいでしょう。

ただ、そこまで努力をしても、ダメな時はダメです。やはり恋愛は、会ってからが勝負なところはあるからです。
その場合は、「(相手の好きな食べ物)の美味しいお店を見つけとくから、時間ができたらいつでも連絡してね!」など、相手がふと時間に余裕ができたときに連絡をしたくなるようなメールを送って、その後の連絡はやめておきましょう。
その場合、相手の方が今まで頻繁に来ていたメールがなくなり、寂しくなって連絡してくることもあるでしょうしね。

では、今回の相談者・Tさんの場合(※付き合っているけど、関係が浅い状態)はどうでしょうか?
 

付き合っているけど、関係が浅い場合は?

傷つくのが怖くて、相手を探ってばかりいちゃダメ!

傷つくのが怖くて、相手を探ってばかりいちゃダメ!



今回の相談者さんに対して、実は疑問に思ったことがあります。
「どうして相手に素直に、何が忙しいのかを聞けないのか?」です。

例えば、「君のことがもっと知りたいから、教えてほしいんだ。いつも忙しそうだけど、何にそんなに忙しいのかな?僕にできることがあれば協力するし、話してくれるとうれしいな」と聞いてみればいいのです。

お見合いをして付き合うことになったのであれば、お互いに結婚も考慮しているはずです。今後、もっと絆を深めていかなくてはいけない相手に変な遠慮をして、聞かなくてはいけないことも聞けないようでは、結婚なんてまず難しいでしょう。

もしかしたら彼女は、「親の介護で忙しい」ことだってあるかもしれません。結婚前に親の介護があるなんていったら、縁が遠のくと心配する人もいますしね。
さらに、仕事は定時で終わっても、その後、「夢に向かって勉強している」なんてことだってあるでしょう。もし、付き合っている相手のそんなことも知らないままでいるのであれば、それはむしろ“恋人失格”です!

さらに言えば、相手の忙しい本当の理由が分かったときは、きちんと応援できるようになることも大事です。
「僕と夢、どっちが大事?」なんて器の小さなことを聞いてしまっては、相手に幻滅されてしまいます。本当に相手を好きなのであれば、相手の幸せを考えられるようになりましょう。
 

はぐらかされた場合は?

逆に、もしきちんと相手と向き合おうとして、忙しい理由を聞いても、「教えてくれない」「時間を作ってくれない」のであれば、相手はそもそもTさんと真面目に関係を築こうとは思っていません。
もしかしたら、彼女は「やっと結婚できる可能性をムダにしたくはないけど、気持ちは進まないからキープしている」だけだったりもするのです。

正直、失礼な話です。その場合は、彼女の関係を解消するのも、ねばるのも自由です。
ただ、「相手がそんなんだったら、もういいや!」と思うくらいであれば、Tさんの彼女に対する思いも“その程度”だとも言えるかもしれません。

それでも彼女のことが好きで、逆転チャンスを狙ってでも相手と関係を築きたいと願うのであれば、状況は先ほど紹介した「片思いの場合」とほぼ同じです。「相手が会いたくなるような人」を目指してみてはいかがでしょうか?

これまで、「片思いの場合」「付き合っているけど、関係が浅い場合」のパターンを紹介をしてきました。
では、「付き合いが長くて、関係が深い場合」で、恋人が忙しくて会えなくなった場合はどうでしょうか? 
 

付き合いが長いカップルの場合は?

これを機にそろそろ結婚も考慮してみては?

これを機にそろそろ結婚も考慮してみては?

付き合いが長いカップルの場合でも、「相手が本当に忙しい場合」と「忙しいのを理由にして時間を作らない場合」があります。それによって、対策は変わります。

「忙しいのを理由にして時間を作らない場合」は、一緒にいてつまらないから、時間を作らないことも少なくありません。

相手に甘え、一緒にいるときに話すことは、愚痴、不満などが多くなっていませんか?さらに、依存ばかりしてしまい、相手の負担になっていませんか?
その場合は、今まで紹介したのと同じように、「恋人が一緒にいたくなるような人」を目指しましょう。

逆に、相手の仕事などの環境が変わり、本当に忙しくなってしまった場合はどうしたらいいのでしょうか?
その場合は、そろそろ結婚をリアルに考えてみてもいいでしょう。

「そんな忙しい時に、結婚を考える余裕がない」と思いがちですが、会えないことで誤解し合い、すれ違い、関係が壊れることはよくあることです。
会えない方は寂しくて相手に不満をもらしがちですが、人は忙しいと心の余裕もなくなってくるので、そこから別れ話に発展することもあるのです。

だからこそ、長く付き合っているのであれば、そろそろ相手を将来のパートナーとして考えるのかどうかのジャッジをするタイミングでもあるのです。
一緒に住めば、その分、共に過ごす時間はできるし、色々と協力し合えます。すぐに結婚とまではいかなくても、婚約という形をとるだけでも、会えない方の心の余裕はできるし、忙しい方はより仕事を頑張れることもあるでしょう。

恋愛も結婚も、縁とタイミングが大事です。
どちらかの生活スタイルが変わり、会いにくくなったときは、まさに“今後の2人の関係を決めるタイミング”なのです。
このタイミングを逃すと、関係が壊れることもあるので、先延ばしをしないことが大切ですよ!
 

相手が時間を作りたくなる人に!

忙して会えない人に対する対策をいくつか紹介してきました。
はじめにも伝えましたが、結局、人は何に時間を費やすのか?については、「人生の優先順位」によるものだったりします。
「仕事ならしょうがない」と思いがちですが、どんなに仕事が多忙でも、「家庭が壊れるくらいなら、転職する」という人だっていますしね。

つまり、それくらい相手にとって、“大切な人”“一緒にいたい人”になることが重要なんですよね。

「時間を作ってもらう」のは、ある意味、相手からのプレゼントでもあります。相手が“自分の大切な時間”というプレゼントを渡したくなるような人になりましょうね。

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