ひかりの恋愛コラム/ひかりの恋愛情報

これは愛?それとも自己愛?誤解しがちな愛の形(3ページ目)

自分が良かれと思って好きな相手にやっていることが、実は自己愛であることもあるものです。今回は“愛だと誤解されがちな自己愛の行動”について紹介します。

ひかり

執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

  • Comment Page Icon

実は、100%の愛も100%の自己愛もない

愛と自己愛の割合は、我のみぞ知る

愛と自己愛の割合は、我のみぞ知る

現実的には、100%の愛を抱いている人も、100%の自己愛を抱いている人もいません。

100%の愛を持てるのは、ハッキリ言ってしまえば神様レベル(※)なので、私たち人間レベルで抱くのはまず、難しいです(※宗教とは関係ない神様のことです)。

逆に100%の自己愛を抱いている人がいたら、ほとんどの人から嫌われ、生活していけないでしょうから、そんな人もほぼいません。

つまり、結局は、「自分が抱いている思いに、愛と自己愛はどれだけの割合なのか?」という話なのです。
ただそれは、実際のところは、「我のみぞ知る」ことだとも言えるのです。



自己愛かどうかをはかるには?

ただ、その「我のみぞ知る」ことが、自分でも分からない場合は、どうしたらいのでしょうか?
自分の思いが愛なのか、自己愛なのかが分かる方法があります。
それは、「今、自分の心が苦しいか、否か」です。

例えば、人を好きになったときに苦しくなるのは、「そこに自己愛がある」からなのです。
相手に対する思いに、愛よりも自己愛の割合が多ければ多いほど、それに比例して、苦しみが大きくなります。
一般的に、好きな相手を「自分の思い通りにしたい(=自分のものにしたい)」のに、それができないから苦しくなるものですしね。

逆を言えば、愛を持てば持つほど、それに比例して苦しみが減り、幸せ感が大きくなります。
本当の愛を持っている人は、そもそも相手を思い通りにしようとすら思いません。そういう人は、「相手がHAPPYなら、自分もHAPPY」という感覚だからです。

さらに言えば、本当の愛というのは、思いの中で一番崇高なものです。
心の中にそんな素敵な思いが増えれば増えるほど、自分自身も心地よい幸せ感が得られる、というわけです。

何はともあれ、人を好きになって苦しい時は、「この苦しみは、相手を愛しているからではなく、自己愛からきているんだ」ということを感じてみるといいでしょう。
相手ではなく、自分自身の問題なんですよね。

より多くの愛を持つというのは、人生において一番大事なことと言っても過言ではありません。それについては、次のページで紹介します。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます