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これは愛?それとも自己愛?誤解しがちな愛の形

自分が良かれと思って好きな相手にやっていることが、実は自己愛であることもあるものです。今回は“愛だと誤解されがちな自己愛の行動”について紹介します。

ひかり

執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

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それ、自己愛じゃない?

そこにあるのは愛?それとも自己愛?

そこにあるのは愛?それとも自己愛?

「愛しているから」と言って、自己愛を押し付けて関係を壊してしまう人がいます。
自分が良かれと思って相手にやっていることが、実は相手にしてみれば、迷惑行為であることもあるのです。

今回は「愛だと誤解されがちな自己愛の行動」について紹介します。

■ケース1:恋人に理想を求め、変えようとする。

相手がさらに素敵になるように、「ああした方がいい」「こうした方がいい」と相手を自分の理想に近づけようとする人がいます。中には、ファッションなどもあれやこれやと口を出し、相手の持ち味(キャラ)まで変えようとしてしまう人までもいます。

人は、自分らしさを失うと、例えどんなに恵まれた環境にいても納得できなくなります。つまり、幸せではなくなるのです。
あなたは相手に、自分らしさを失わせる行為をしていませんか?

これは、恋愛に限らず、親が子供にしがちなことだとも言えるでしょう。
例えば、よくドラマであるのが、「お父さんの病院を継げば、将来安泰だから、医者になりなさい!」と言って、子供自身がもつ才能や自分らしさを無視して、親の理想を押し付けてしまうケース。

そんな場合は大抵、子供が大きくなり、自分で物の分別がつくようになったときに、今まで我慢し、たまり続けた不満を親にぶつけ、親子関係が悪化するなんてことが起こるものです。

大概、相手を変えようとする人は、「良かれ」と思ってやっています。
ただ、その「良かれ」は、自分にとっての「良かれ」であり、相手にとっての「良かれ」ではないことも多々あるのです。

私が思う、「愛する」ことの定義は、「ありのままの相手を受け止め、成長を願うこと」です。
ありのままの相手を受け止めることこそが、愛情なんですよね。だからといって、もちろん甘やかすことも愛情ではなく、何か人に迷惑をかけるような欠点があれば、注意し、成長を促すことは大切です。
でも、それは相手らしさを失わせるのとは違います。

相手の立場に立って、相手の幸せを考えられる人でありたいものですね。

次に紹介することも、多くの人が勘違いしがちなことです。次のページをご覧下さい。
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