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これは愛?それとも自己愛?誤解しがちな愛の形(2ページ目)

自分が良かれと思って好きな相手にやっていることが、実は自己愛であることもあるものです。今回は“愛だと誤解されがちな自己愛の行動”について紹介します。

ひかり

執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

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支えているようで、依存していない?

■ケース2:恋人に「必要とされたい」と思う。
好きな人に「必要とされたい」と思う人は意外といます。
ただ、「相手を支えてあげたい」と「
相手に「必要とされたい」は自己愛

相手に「必要とされたい」は自己愛

相手に必要とされたい」は違います。

「相手を支えてあげたい」は愛情ですが、「相手に必要とされたい」は自己愛です。

実は、後者は、相手に必要とされることで、「自分は価値のある人間なんだ」と思いたいのです。
つまり、相手が望んでもいないのに「必要とされたい」と思う場合は、依存なのです。

「相手に必要とされたい」場合は、抱いている思いが自己愛であればあるほど、相手が自分の思った通りに動かないと、不満をもつこともあります。
つまり、先ほどのケース1のように、相手に理想を押し付けてしまうことにもつながるのです。

「必要とされたい」と思いがちな人は、実は「自分の方が、相手を必要としていること」を認識しましょう。
もし、本当に相手を支えられる人になるためには、まずは、自分自身が自分の足できちんと立てていること、精神的に自立していることが大事なのです。


自分が幸せにしないと、意味がない?

さらに、「相手の幸せを願っている」と言いながら、「自分が幸せにしなければ、意味がない」と思っている人もいます。
これも明らかに自己愛です。どんな形であれ、相手が幸せになるのを願うのが愛情だからです。

「相手の幸せを願っている」というのを盾に、自分の自己愛を誤魔化すのはやめましょう! 
自己愛を相手にぶつけている限り、自分も相手も幸せにはなれません。

……と、ここまでを読んで、「私は自己愛ばかり抱いて、人を愛せない人なんだ」と自己嫌悪に陥ってしまっている人もいるかもしれません。

ただ、コラム上では一応、「これは愛で、これは自己愛だ」とジャッジしていますが、実際は愛だけを100%持っている人も、自己愛だけを100%持っている人もいません。それについて、次のページで詳しく紹介します。

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