盆栽町の憩いの場、盆栽四季の家
盆栽町のほぼ中心に、盆栽四季の家があります。落ち着いた木造建築に和風庭園を備えた憩いの場です。どの方角に視線を向けても自然の緑が失われません。和室の他に誰でも自由に利用できる休憩室を備えている上に、駐車場もあるため、このエリアの散歩の基点とすることができます。
盆栽町の中心にある盆栽四季の家
盆栽四季の家に建つ落ち着いた雰囲気の木造建築
エリアに点在する盆栽園はアート・スポット
盆栽四季の家の周囲は、蔓青園、藤樹園、清香園、九霞園、松濤園、芙蓉園など、数々の盆栽園に囲まれています。順番に立ち寄ってみると、知らず知らずのうちに各々の盆栽の枝ぶりや、葉姿、幹の肌、彩りを見比べるようになってきます。清香園では女性盆栽家による、女性にも気軽に親しめる小さな彩花盆栽の教室も行っています。
盆栽町に点在する盆栽園「蔓青園」
盆栽町に点在する盆栽園「藤樹園」
盆栽町に点在する盆栽園「清香園」
盆栽町に点在する盆栽園「九霞園」
大宮産まれの北沢楽天の業績を紹介する漫画会館
緑溢れる町並を散策していると、盆栽の他にも大宮からユニークな文化が誕生したことに気づきます。明治から昭和の時代に「日本の近代漫画の祖」として活躍した北沢楽天は大宮産まれだったのです。盆栽の町の西端に建つ漫画会館には、日本初のプロ漫画家の晩年の画室を再現保存しています。中庭の庭園は盆栽町の周囲の景観に溶け込むような日本庭園です。
北沢楽天の業績を紹介する漫画会館
盆栽町の景観に溶け込む漫画会館の日本庭園
盆栽町に潜む大宮の意外な魅力
人ごみから離れ「さいたま市北区盆栽町」で、静かに日本固有の盆栽を鑑賞すればアートな気分に浸ることができます。日本人としてもって生まれた美的感性が自然に呼び覚まされてきます。さらに大宮産まれのもう一人のプロの業績に触れると、交通・商業の町、大宮の意外な魅力に気づくこととなります。