モーニングセックスとは?ワーキングカップルに朗報!
目覚めのショートモーニングセックスにはいいことがいっぱい
そして、「セックスしたいけどできない」カップルのお悩みとして、上記と同じくらいよく耳にするのが「共働き夫婦のセックス」のお悩み。
「時間がない」
「忙しい」
「疲れてる」
「それどころじゃない」
だからセックスなんかできない、という気持ちと、
「でも愛情を確かめたい」
「きもちいいことしたい」
「このままじゃセックスレスまっしぐらでヤバいかも」
という気持ちのはざまで、多くの共働きカップルがさまよっています。
そこで、今回は、この迷えるダブルワーキングカップルに、目からうろこなとっておきの解決法を伝授しましょう。
名付けて「SMS」。「ショート モーニング セックス」です!
<目次>
実は朝こそセックスのベストタイミング!
「えー!?平日の朝なんか、忙しくて無理無理!」「休日の朝だってゆっくり寝ていたいし…」
と思った方も少なくないでしょう。
セックスといえば夜、寝る前、という固定概念をお持ちの方、実は朝のセックスには、いろいろいいことがあるんです。その効能を一つずつご紹介していきましょう。
モーニングセックスのメリットとは?
【朝のセックスのいいことその1】 朝は勃起しやすい男性の「朝立ち」という現象のことはご存知の女性も多いでしょう。「朝立ち」とは朝、睡眠から目覚めたときに男性器が勃起している現象のことで、正式には「夜間陰茎勃起現象」といいます。
男性が眠っている間も、眠りの浅いレム睡眠時にはペニスの勃起現象が起こっています。人が目覚めるのはたいてい、眠り浅いレム睡眠時ですから、朝、目覚めるときに夜間陰茎勃起現象が維持されていると、男性器はいきなり勃起した状態にあるのです。
つまり、起き抜けのだんな様はすでに「臨戦態勢」。ショート モーニング セックス(SMS)にはぴったりな状況なのです。
【朝のセックスのいいことその2】 朝は感じやすい
セックスで興奮しているとき、脳内にはノルアドレナリンが分泌されています。ノルアドレナリンは、ドーパミンやセロトニンと同様に神経伝達物質の一種で、神経を興奮させる神経伝達物質です。
これは通常、交感神経が優位になる朝から夕方にかけて多く分泌され、身体を緊張・興奮状態にします。具体的には、「注意力や集中力、判断力、作業効率を高める」「物事へのやる気・意欲を高める」などの効果があります。つまりは性的刺激に対しても感じやすくなるということ。
ノルアドレナリンが分泌されやすい朝のほうが、いつもと同じ愛撫でも、夜よりも感じやすくなると考えられ、ショートモーニングセックス(SMS)は「夜よりキモチイイSEX」になる可能性が高いのです。
【朝のセックスのいいことその3】 セックスの後はお肌しっとり、化粧のノリも上々
セックスをしたとき、私たちの身体の中では、恋愛ホルモン「ドーパミン」が分泌されます。
このドーパミンは、実は細胞の代謝にも関わっており、お肌のターンオーバーの正常化をうながし、しなやかで強くて美しい角質のバリアーを作ることが期待できます。
また、もう一つ男性からの性的刺激で分泌されるホルモンがエストロゲン。これは女性ホルモンの一つで卵胞ホルモンとも呼ばれます。主に、子宮の発育や子宮内膜の増殖、乳腺の発達など、女性らしい体つきを促進する効果があります。
エストロゲンは別名「美肌ホルモン」とも呼ばれ、「肌のキメを整え、ハリを出す」効果、張りのある乳房を生み出す効果があります。ショートモーニングセックス(SMS)でドパーミンやエストロゲンをたっぷり分泌すれば、お肌はしっとり、はり・つやアップ! いつもよりワンランク上のお肌で出勤できるでしょう。
【朝のセックスのいいことその4】 マンネリ打破
眠りと目覚めの境界線で、夢見心地でいると、お目ざめのキスが、そのまま首筋から体の方に移動して・・・。朝の光に包まれたSMSはちょっとロマンチック。明るいところでいつもと違うセックスはマンネリ打破のチャンスでもあります。ベッドで楽しむのはもちろんですが、朝シャワー派の方は、夫婦一緒にラブラブな朝風呂もいいかもしれません。
おっと、お子さまが気になるかたはバスルームに鍵を……。
そしてお口にはタオルをくわえて声漏れを防ぐ準備も必須です。
「最高のセックス」は所要32.6分でいい!?
このように、ショートモーニングセックス(SMS)の効用はいろいろあるのですが……「平日の朝からセックスしてる時間なんてあるわけない」とお考えの方ももちろんいらっしゃでしょう。そんな方にお尋ねしたい質問がこれ。「いつも、何分間かけてセックスしてますか?」
2013年に雑誌SPAが女性200名に行ったアンケートによると「『最高のセックス』に求める前戯、挿入の長さは平均で前戯が18.2分、挿入が14.4分」だそうです。
「30分以上」の前戯、挿入を求めた方はそれぞれ4.5%と3.5%で、「0分」を除くと最も少ない人数。逆に一番多いのは前戯が11-20分、挿入が6-10分となっており、「最高のセックスでも意外に短いんだな」とお感じになる方も多いでしょう。「最高のセックス」でこの程度の所要時間ということは、おそらく、普段はもっと短時間のセックスをしている方が実際には多いのかもしれません。
つまり、平均で見ると前戯、挿入併せて32.6分あれば「最高のセックス」ができることになります。ということは、モーニングセックスをするからといって、普段より何時間も早く起きる必要は全くありません。
平日朝の30分強の時間の節約だったら、たとえば、いつも家で作っているお弁当を、コンビニなどで買うことにしたり、朝ごはんをエネルギー系のゼリー飲料などでさっと済ませるなどすれば、十分可能。普段通りの時間に起きても、SMSを楽しめそうだといえます。
休日朝でしたら、もちろん状況によりますが、いつもより30分ぐらいの寝坊は十分問題ない範囲ではないでしょうか?
「できないと思いこんで、動かない」
「できない理由を並べて、取り組もうとしない」
という後ろ向きな姿勢が、セックスをより面倒なものにし、遠ざけてしまうことになり、セックスレスへの階段を上ることになるかもしれません。
「モーニングセックス」まずは楽しんでやってみることが大切
「セックスはこうしなきゃ」「セックスするには、こうでなきゃ」という、固定概念から離れることが、セックスを楽しむ最大のコツでもあります。夫婦のセックスはそんなに大げさなものではなく、その気になればいつだって楽しめるものであるはず。ショートモーニングセックス(SMS)だって挿入することにこだわらず、キスや愛撫だけ楽しんだって、十分OKです。
パートナーとの愛情と幸せを感じて心地よい目覚めが味わえれば、それだけでSMSの目的は達成できているのですから!
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