素材もトッピングもいろいろ、金沢っ子のお気に入りソフトクリーム
アイスクリームの年間支出金額が全国1位の金沢。金沢っ子にとってアイスは暑い時期だけでなく、季節問わず1年中食べるもの。和菓子屋仕込みのアイスに老舗醤油蔵が手掛けるアイス、伝統野菜の加賀野菜を使った変わり種など、金沢のご当地アイスは実にバラエティ豊か。しかも毎年のように新種が誕生し、金沢っ子のアイス愛はとどまるところを知りません。今回はその形状や素材から家に持ち帰ったり取り寄せたりすることができないため、金沢に行かないと食べられない名物ソフトクリームを厳選してご紹介。スタンダードタイプから健康志向の人にもってこいの個性派まで、どれもこれも金沢っ子が太鼓判を押す美味しさですよ!
ひと口食べれば誰もが幸せな笑顔に。希少卵を贅沢に使った極上ソフトクリーム
銘菓「烏骨鶏かすていら」を始め、バームクーヘンやプリン、昔懐かしいぼーろなど古来薬膳として珍重されてきた烏骨鶏の希少な卵を使って作られる卵菓子で知られる烏鶏庵。中でも烏骨鶏卵の旨みをストレートに味わえる烏骨鶏ソフトクリームは個人的にソフトクリームとしては最高峰、これまで多くのソフトクリームを食べてきましたが、文句なしに一番美味しく、今後もこれ以上のソフトクリームはないのではないかと思うほど。
店内にイートインスペースが完備されているので天候が崩れたときも安心です。
価格はプレーンタイプで500円、金箔入りだと700円とソフトクリームとしては高級ですが、その価値はあります。しかも烏骨鶏ソフトクリームを食べられるのは、旅行者が行きやすい中心部ではひがし茶屋街にある東山店のみ。
他の卵菓子はどの店舗でも買えますし、それこそ公式サイトからもお取り寄せできますが、ソフトクリームは金沢に来て東山店に行かないと食べられない、素材とともにダブルで希少価値が高い逸品です。
■烏鶏庵
住所:〒920-0831 金沢市東山1-3-1
TEL:076-255-6339
営業時間:9:30~17:30
定休日:1月1日、1月2日