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花とボケを楽しみたいたいならマクロレンズを使おう(2ページ目)

花粉が見えるほどに大写しにされた花、あるいは複眼の一粒が見えるほどに大写しにされた昆虫の画像見たことがあるだろう。ああいった画像は『マクロレンズ』によって撮影されている。マクロレンズは他の交換レンズとは異なり、焦点距離で区分されたレンズではないのだ。

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

マクロレンズにはおおよそ3種類の焦点距離

前述したようにマクロレンズにも焦点距離がいくつかあり、50-70mm前後のものを「標準マクロ」、100mm前後のものを「中望遠マクロ」、200mm前後のものを「望遠マクロ」と呼ぶ。

標準マクロはレンズは焦点距離が短いため背景はさほどボケないものの、コンパクトであり、取り回しがしやすい。

望遠マクロは昆虫など近づきにくいものを撮影するのに向いている。

中望遠マクロはこれらの中間的な存在でマクロレンズとしては汎用性が高く、一番使いやすい。

標準ズームの次の一本として、マクロレンズを選択するのも面白いのではないかと個人的には考えている。ただし、被写体を大きく撮影するために手ぶれが目立ってしまう。手持ちではなく、三脚を使用して撮影をしたいところだ。


オススメのマクロレンズは?

軽量安価な標準マクロ。 フォーサーズユーザーなら撮影に出かける際にかばんの隅に入れておいてもいいレンズ。


APS-C専用(α-900では使えない)の標準マクロレンズ。αユーザーであれば最初の単焦点としても選んでいい。



手ぶれ補正の搭載された中望遠マクロレンズ。ニコンではマクロレンズを「マイクロレンズ」と呼称する。


APO MACRO 180mm F3.5 EX DG/HSM (キヤノン AF)
キヤノン用以外にもニコン、α(A)、ペンタックス、シグマ用が用意されている望遠マクロ。APS-Cボディとの組み合わせであれば240~288mmとして使用できる。昆虫撮影などに。
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