動画で見るパラグライダー体験

パラグライダーは、初心者でも楽しめるアウトドアスポーツ。体重制限（重すぎず軽すぎないこと）と、指示を理解できる年齢であれば、小学生でも体験可能です。白樺湖（長野県茅野市）にある「スカイウェイパラグライダースクール」での取材をもとに、パラグライダー体験コースの内容を紹介します。

まずは、一人用パラグライダーで操縦、離着陸を練習する半日体験の様子を動画でどうぞ。

 

一人乗りか、タンデムか

訪れたのは、白樺湖にある「スカイウェイパラグライダースクール」。体験コースは３種類あり、ひとつは、一人用パラグライダーで離着陸を練習し、「フワリ」と宙に浮く体験を楽しめる「半日体験コース」。もうひとつは、二人乗りのパラグライダーでインストラクターと一緒にフライトする「タンデムフライトコース」。そしてもうひとつは、両方を一度に体験する「半日体験とタンデムフライトコース」です。

用意するもの

用意するものは手袋。軍手でも大丈夫です。パラグライダーの体験時は、肌を露出しない服装が基本です。女性の場合はスカートは避けましょう。そして、靴はヒモで結べるタイプの運動靴が望ましいとのこと。

注意点としては、天候しだいで予約をしていても飛べないときがあるということ。スカイウェイパラグライダースクールでは、予約した人がなるべく飛べるように、風の状況を見ながら場所を変えたり集合時間を変更して対応しているそうです。体験時は時間に余裕のあるスケジュールを組んだほうがよさそうです。

自分の力で低空飛行

半日体験コースは、一人用パラグライダーを使って自分の力で低空飛行操縦を楽しめます。パラグライダー専用のイス型クッション付きのハーネスをつけて、ヘルメットをかぶります。パラグライダーを広げてハーネスに装着し、少し前に歩き出せばあっという間にカイトがフワリと浮き上がります。そのままフワリと浮くときもあれば、風が少ないときは自分が走って「フワリ」となるまで風を送り込みます。凧揚げと同じ原理ですね。


左右の手に握ったブレークコードが操縦桿。左に引けば左に曲がり、右に引けば右に曲がります。下に下げればブレーキとなり、高度が下がって着地できるというしくみ。自分で操縦する、という感覚に夢中になり、あっという間に時間が過ぎていきました。

タンデムで大空をダイナミックに味わう

大空を舞うように飛びたいなら、タンデムフライトコースがおすすめです。インストラクターと二人乗りで、数分間の空の旅を楽しめます。実際に体験してみて驚いたのは、飛行中のスピードが速いこと。ゆったりと飛んでいるように見えていても、実際は風を切って進むジェットコースターのようなスピード感がありました。半日体験コースのときは景色を楽しむ時間も余裕もありませんでしたが、タンデムなら安心して、空からの風景を楽しむことができました。タンデムフライトは体重40～80kgまで。詳細はお問合せください。

一人乗りと二人乗り、どちらも違う楽しさがあって、どちらもおすすめです。


■スカイウェイパラグライダースクール
半日体験コース　6800円
タンデムコース　10000円
半日体験+タンデム　15800円

体験受付　4月下旬から11月上旬まで
申し込み　電話かメールで前日までに予約

場所　長野県茅野市北山白樺湖３４１９　
プチホテルモンテローザ内
電話　0266-68-2166
HP　http://www.skyway-parasch.com/