サンタモニカをベースとする注目ブランド、レックスドレイ
ハイスペックなモノ作りで注目を集めているのがレックスドレイです。2009年にサンタモニカをベースに活動する比較的若いブランドですが、「function」「style」「quality」「innovation」の4つの信念に基づいたバッグは機能もデザインも優秀で、トレンドセッターたちの興味を引いてきました。その代表ともいえるのがこのモデルです。バリスティックナイロンやネオプレーン、防水生地と多彩な機能生地を贅沢に使用。各種性能を発揮できるようレイアウトした上、異素材を使うことで立体な質感も生み出しています。豊富なガジェット収納やアクセスしやすいコの字ファスナー、起毛素材でキズつきにくいPC収納、レインカバーなども装備。私たちのライフスタイルにガジェットは欠かせませんが、機能性に優れたこのバックパックは、ある種これ自体がひとつのガジェットのようで、一度使いだせば手放せなくなると思います。
【DATA】
レックスドレイ
モンブランパック
¥64,000
W35×H64×D14cm
(問)ツナカンパニー Tel06-6251-8008
http://www.voice-public.com/
今回ご紹介した6点、いかがでしたでしょうか?
なおバックパックを選ぶ際は、できるだけ実際に背負ってみてください。便利なポケットがついているといっても、人によっては手が届きにくかったり、背負い心地がしっくりこなかったりすることもあります。店頭で背負ってみて、自分の背中を預ける相棒になりえるのか、吟味してみてください。
豆知識:「背中に背負うバッグ」の正しい名称って?
最後に余談ですが、「バックパック」「リュックサック」「デイパック」など、その呼び名にとまどったことはありませんか?結論からいうと、「背中に背負うバッグ」という意味では、すべて同じです。
デイパックは、フロントにマチ付きポケットを備えたおにぎり型がメジャーですが、この形に限定はされません。ただ「DAY+PACK」の名称どおり、一日分の荷物を入れられる容量という前提があり、街で使われる前は山頂へのアタック用などに使われていました。
リュックサックはドイツ語であることから、欧州のアウトドアで使われていたような、ドローコードで閉じた間口をフラップで覆うモデルをイメージする人も多いです。しかし、これは厳密ではなく、背負うバッグであれば全般的にリュックサックといっても間違いではありません。
バックパックは英語であり、1960年代にアメリカでバックパッカーブームが到来したことから彼らが背負っていた大型モデルをイメージしやすいのですが、これも絶対ではありません。
実際、作り手であるメーカーにうかがってもこれら名称の分類はさまざまですので、あまり気にすることはないかもしれませんね。