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街歩きの相棒、リバーシブル革製ショルダー

デジカメやケータイ、手帳に本といった手回り品はもちろん、水筒、ミニノートPC、ハードカバーの単行本や携帯ゲーム機まで収納して、取り出しやすく、型崩れもしない、そんな嘘のような鞄があります。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド


カバン二つを繋いでリバーシブルにする発想

HERZ「リバーシブルショルダーバッグ」23,100円(税込)
色は他にキャメル×ブラックもあります

街歩き用に小振りのショルダーバッグを探していたのですが、中々良い物が見つかりませんでした。その理由の一つは、小振りで革製のバッグは、とても容量が少ない事。手回り品だけなら収納出来ても、水筒やハードカバーの本などは入らないものが多いのです。かといって、布製のショルダーだと、フライタークの様なカジュアル過ぎるものや、大きなものが多く、街歩きには野暮ったい感じでした。

二つの収納部が繋がっているような構造なので、リバーシブルに使える

今回紹介する、HERZの「リバーシブルショルダーバッグ C-126」も、最初に見た時は、シンプルなデザインと革の質感に惹かれたものの、やや容量不足かと思いました。しかし、このバッグの24cm×24cmというサイズは、実はハードカバーの単行本や、EeePCがすっぽり収まるサイズで、しかも、メインになる収納部分が独立して二つあるという独自の構造のため、かなり大容量だということが分かりました。

このように黒のショルダーバッグとしても使えるわけだ

簡単に言えば、縦長い袋を二つ折りにして、ショルダーストラップを付けただけのカバンとしてはシンプルな構造なのだけれど、そのアイディアが、街歩き用のカバンとしての使いやすさと、思いの外の大容量と、沢山入れても型崩れしにくいフレキシブルさと、リバーシブルで色が変わるスタイルなどの、数々のカバンとしての面白さ便利さを実現しています。

革のショルダーバッグとしての魅力色々

幅2cmの革のストラップが付属する。裏が滑り止めになるので使いやすい

付属のショルダーストラップは、幅2cmの細いもので、これは他のストラップに換えて使おうと思っていたのですが、実際に使ってみると、これが快適なのと、カバンとのデザインのマッチングが良いのとで、そのまま使い続ける事にしました。単なる革のベルトなのですが、裏が良い感じに滑り止めになることや、細いので肩から掛けていて邪魔にならないこと、その細さも、カバン自体がそれほど重くならないため、肩にくい込むことなく使えることなど、中々快適なのです。

金属部品も大きく、縫製もしっかりしていて信頼性が高い

他にも、ファスナーやストラップ掛けなどの金具が大きく、しっかりしていて使いやすい事、シンプルな構造だけに、縫製もしっかりしていて壊れにくそうな事、身体に馴染む革の柔らかさと、その柔らかい革の特徴を活かしたデザインなど、革のショルダーバッグとして、とても良く出来ていると思いました。それは、日常的に使っていて、とても感じる事でした。

革はラティーゴと呼ばれるタンニン鞣しのオイルレザー

例えば、旅行時に大きな旅行カバンの他に、このショルダーバッグを手回り品収納用に持って行ったのですが、膝の上や、椅子の肘掛けと身体の間などに、とても収まりが良いサイズなのです。それでいて、水筒、文庫本、iPod、手帳、デジカメなどがゆっくりと収納出来ます(収納については、次のページで詳しく紹介しています)。元々、HERZの社長さんが、リモコンなどの収納用にソファの肘掛けに掛けて使う道具が欲しいと考えた所から始まったのが、このショルダーバッグだということで、椅子との相性がとても良いのです。

大量にモノを入れても型崩れしないのが魅力

また、革が柔らかく、メインの収容部分が二つに分かれているせいか、大量にモノが入るのに、整理がしやすく、必要なものを素早く取り出せます。さらに、二箇所に分けて収納するため、カバンが大ききく膨らんだり、中で収納物がゴロゴロすることもありません。全体の印象としては、ポーチとカバンの中間といったイメージで、このショルダーバッグほど、街歩きや機内(車両)持ち込みといった用途に対して、サイズバランスや、軽さ、持ち易さといった面で快適なカバンは初めてです。

次のページでは、実際の使用例などを紹介します。

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