小学生向けの手作り絵本
文字を書く場所も考えよう!
場面割りができたら、つぎは絵です。絵の具や色えんぴつ、マーカーペンなど好きな画材を使いましょう。クレヨンやパステルを使う場合は、折り合わせた時に色が移ってしまうので、必ず定着スプレーを吹きかけてください。
製本をしよう
■中身の本文を貼り合わせよう中身の本文用紙を二つ折りにし、順番にそろえます。最初と最後が中表紙になるよう、色画用紙などを貼ります。全て貼り合わせたら、背の部分に補強用の紙を貼ります(手芸店で売っている寒冷紗でもいいです)。図鑑などで重石を置いて数時間おき、完全に乾かしましょう。
■表紙をつくろう
表紙の作り方
1.絵本の中身より、横は3mm短く、縦は6mm長くなるボール板 2 枚 と、本文の厚さより4mm幅が広い背表紙のボール板1枚を用意します。
2.大きめの用紙に、端から15mmあけてボール板を置きます。背表紙はそのボール板から1cmほどあけて置きそれぞれ貼り付けます。
3.用紙の四隅をななめに切ります。この時ダンボール板から5mm開けて切ると、きれいに仕上がります。
4.上下、左右の順に用紙を中に折り込んで貼っていきます。
5.表に絵を描きます。題名や作者も忘れずに書きましょう。これで表紙が完成しました。
■表紙と中身の本文を貼り付けよう
1.見返しの色画用紙にむらなく木工用ボンドを塗り、表紙に貼り付けます。
2.もう一方の見返しの色画用紙も貼ります。(この時、背表紙部分には糊付けしません)。
2.背表紙と表紙の間の溝に菜箸などの長い棒を置き、ミゾ付けをします。
3.重石を置き、一日おきましょう。
慣れないうちは製本作業は難しいので、最初は製本キットなどを使用してもいいですね。
「自分で作る手作りキット」
その他「画用紙絵本ノート」を使って絵本づくり
製本してあるものを利用してつくってもいいね。