長い道のりでも、いつかゴールにたどりつく!
1キロくらいなら、多くの人が走った経験があるでしょう。20~30万円なら、貯めたことがある人も多いことでしょう。ところが、「フルマラソンの経験者」や「1000万円を貯めたことがある人」は限られます。今回は、1000万円貯蓄とフルマラソンの共通点をもとに、ゴールを目指すコツを考えたいと思います。1000万円を貯めたい人は、ぜひご参考にしてみてください。走る前、貯める前は「無理だ!」と思うけれど…
フルマラソンを走ったことがない人は、「42キロも走るのなんて大変。自分には絶対に無理!」などと思うのではないでしょうか。ところが、フルマラソンを走った人に聞くと、「最初は無理だと思ったけれど、練習を始めると楽しくなった」「ゴールしたときは爽快」「自信につながった」「もう1回走りたい」などと、プラスの声を聞くことが多いのではないでしょうか。この感覚は、「1000万円貯めること」と似ています。
1000万円を貯めた人は、「最初は、学生時代に貯めた10万円からのスタートだった」「100万円も貯蓄がないのに、一桁違う1000万円は無理だと思っていた」「けれど、貯めてみるとそれほど大変ではなかった」という人がたくさんいるのです。
ゴールに達するまでに必要なものとは?
100メートルなら、自己流でも走りきれますが、長距離のマラソンだとそうはいきません。貯蓄の場合も、あらゆるものを切り詰めれば、いつか100万円は貯まるかもしれませんが、1000万円を貯めるのはかなり厳しいでしょう。どちらも、確実にゴールに達するまでに、必要なものがあるのです。
必要なもの1 長続きする「走り方」「貯め方」
自己流で長距離を走ると、ケガをしてしまいます。マラソンを本格的にはじめたいという人は、まずはマラソンが詳しい人に正しい走り方を教えてもらうということが多いのではないでしょうか。貯蓄も同じです。「欲しいものを我慢する」「食費をとにかく切り詰める」などとやみくもに切り詰めてしまうと、1000万円が貯まる前に、ストレスがたまりますし、体を壊してしまうでしょう。以前の記事「3ステップで叶う!夢の1000万円貯蓄を目指すワザ」でもお伝えしましたが、長く続けられる、無理のない貯蓄法をはじめましょう。
必要なもの2 専用のグッズ
マラソンなら、長距離を走るのに適したランニングシューズが必要ですよね。専用のウエアも準備します。時間をはかるために、ストップウォッチ機能があるグッズを使う人も多いですよね。貯蓄も同じように、例えば「財形貯蓄」や「貯める専用の口座」のほか、「自分の買い物習慣にあったクレジットカード」や、支出を管理する家計簿やアプリ、メモなど、貯めるためのグッズを選ぶことが重要です。必要なもの3 習慣化すること
フルマラソンを目指す人は、練習として週に何回かのペースで一定距離を走って、筋力や体力、経験値などをつけていきますが、習慣化していくことは、貯蓄も同じです。「毎月一定額を、お給料が入ったらすぐ貯めてしまう」「出費にメリハリをつける」「迷ったら買わない」などという「貯まる習慣」を身につければ、ゴールにどんどん近付いていけるでしょう。以上、1000万円貯めることと、マラソンの共通点について探ってみました。ゆっくりでも走り続ければ42キロにたどりつきますし、ゆっくりでも貯め続ければ1000万円にいつかは到達します。
でも、やみくもに始めて、息切れしてあきらめてしまったり、「そもそも無理だ」と勘違いをしてスタートすらしなかったりというのは、もったいないこと。正しい方法を知り、習慣化させてゴールに達することができれば、想像以上の充実感と爽快感を味わえることでしょう。まずは、最初の一歩からスタートしてみてはいかがでしょうか。