前回、ASUSの「X205TA」を紹介しましたが、ASUSにはほかにも3万円程度で買えるノートPCがあります。それが「C300MA」です。これはOSにChrome OSを搭載しており、Chromebookと呼ばれWindowsとは異なります。日本ではまだあまり馴染みがありませんが、アメリカでは急速に普及が進んでいる端末です。

C300

ASUSのChrmebook「C300MA」


Chromebookってなに?

ChromebookはGoogleが開発した「Chrome OS」を搭載したパソコンで、Windows搭載機とは大きく異なっています。起動が10秒程度と速く、アプリの動作も軽快なのですが、Windowsのプログラムはまったく動きません。

Chrome OSでは、Windowsなどでもよく利用されているChromeブラウザを中心に作業を行っていきます。普段利用されている方は分かると思いますが、Chromeブラウザではさまざまなアプリやサービスをダウンロード、アクセスして、処理を実行することができます。

Windowsのプログラムは動かないのですが、多くの人が使うサービスである、電子メール、Facebook、TwitterなどのSNS、YouTube、Evernote、Dropbox、GoogleDriveなどはブラウザで使うことができます。さらに画像レタッチアプリなどもあるため、通常のパソコン用途程度のことには使うことができます。

マイクロソフトのOfficeも当然、動かないわけですが、Googleドキュメント、GoogleスプレッドシートなどをGoogleDriveで使うことができるので、ワープロデータ、表計算データを読み込んだり、新規作成でデータを作成することもできます。

ドキュメント

Googleドキュメントで文書作成ができます


アプリと拡張機能

Windowsではプログラムと呼ぶのを、Chromebookでは「アプリ」と呼びます。App StoreやGoogle Playなどのように、「Chrome ウェブストア」からダウンロードできるものです。

ちなみに、Webストアからはアプリ以外に「拡張機能」をダウンロードできます。これはChromeブラウザ上で動作するプログラムです。なんにしても、まるでスマートフォンのようです。なにしろ、ChromebookはAndroidを作っているGoogleが作ったものなのです。

Web

Webストア


デジカメ画像もバックアップできる

Chromebookは基本的に内臓ストレージが非常に小さくなっており、C300MAでも16GBしかありません。主なデータはGoogleDriveなどクラウド上に保存するようになっています。そのため、実用的にChromebookを使うには、100GB程度のクラウドストレージが必要になります。これはパソコンのハードディスクが最低でも64GB~128GB程度はあることからわかると思います。

そのため、C300MAを購入すると、GoogleDriveの100GBが2年間無料で使えるようになっています。

とはいえ、デジカメ画像などを保存するには心もとないですよね。どうやってバックアップするか?というと、Googleの提供するクラウド画像保存サービス「GooglePhoto」を使います。これによって、ある程度のクオリティの画像を無制限に保存できます。

Photo

SDメモリカードの画像をGooglePhotoにアップロードできます。


これに対して、同じく3万円のWindows機「X205TA」は、ストレージが64GBとノートPCとしても非常に小さくなっています。こちらは、モバイル用途であればなんとかなるという印象です。

次ページでは、C300MAとX205TAをスペックで比較していきます。