【新商品】 YKK AP 箱型ひさし「キューブシェード」
日よけや雨よけはもちろん、風をとりこむこともできる新しいひさし
光があふれる明るい住まいが誰もが望むものですが、快適に暮らすためには、夏場の強い日差しを上手に遮ることも大切でしょう。効果的な日射対策としては、周辺環境や間取りに合わせ、軒(のき: 外壁より外側に出ている屋根部分)や庇(ひさし: 窓や出入口などの上部に設けた屋根状のもの)を設けることが基本。最近では、住宅のデザインやプランなどから設置しないケースもみられますが、建材メーカーからは、シンプルなデザインの商品もでてきており、取り入れやすくなっています。
YKK APからは新しい発想で生まれた、窓まわり商品の箱型ひさし「キューブシェード」を発売。機能性だけでなく、デザイン的にも印象的な外観を演出することができる商品です。
■上部だけではなく「たて枠」を設けたひさし
出幅 180mmのひさしである「キューブシェード」は、ロの字(四方枠)とコの字、L字タイプの3つのスタイルが揃っています。標準的なタイプがロの字タイプ、人の出入りのある窓(掃き出し窓など)に設置可能なコの字(左右と上部のひさしのある)タイプ、日差しや風の方向に合わせて設けるL字タイプです。
いずれも、特徴は、一般的なひさしとしての基本的な機能(上部からの日よけ、雨よけ)はもちろん、「たて枠」があることで、横からの雨の吹き込みを防止できること。また、窓の前を横に流れる風を取り込むウインドキャッチとしても機能するため、心地よい風を室内取り入れることが可能です。特に、建物南面にL字形状のひさしを取り付けることで、強い日差しの西日対策と通風効果が期待できるでしょう。
■陰影を生み、外観の表情が豊かに
機能性だけでなく、外観デザインに変化を持たせることも可能です。たとえば、大きさや高さの異なる窓を「キューブシェード」1 つにくくる(囲う)ことで、窓の水平垂直ラインを合わせたり、陰影をつけて表情を豊かにすることも。水まわりなどの換気用の小窓などをまとめることで、外観デザインとしての窓を整理し、すっきりとした印象とすることができるでしょう。
■用途に合わせたオプションも
窓の配置や間取りに合わせて、さまざまなオプションも用意されています。防犯面で心配な場所に適する面格子には、縦格子、横格子、グリット格子の3種類が揃い、いずれもひさしの内側に納まるので、すっきりと外観に馴染みます。また、正面からの日差しを防ぐシェード(アウターシェード)も。ひさしの内側に納めることで、横と正面からの日射を防ぐことができるでしょう。その他、西日対策として手軽に取り入れられる簾の取り付けフックもあるので、市販の簾を簡単に下げることが可能です。
窓からの日差しを上手に調節することで、室内の快適さはもちろん、エアコンの使用も減少し、節電効果もアップするものです。プランニングの際には、採光計画、通風計画など、設計担当者などにしっかりと確認を。夏場の日差しだけでなく四季を通じて配慮されているか、外観デザインなども含めて、検討することも大切でしょう。日差しだけでなく風を効果的に取り入れることができ、デザイン面でもすっきりとしたひさしであれば、多くみられるシンプルモダンな外観にも馴染み取り入れやすいのではないでしょうか。
■箱型ひさし「キューブシェード」商品概要
<施工対象> 木造在来工法、及び 2×4 工法の 3 階建まで
<形状タイプ> ロの字(四方枠)タイプ、L字タイプ、コの字タイプ
<カラー>
・アルミ色 ブラウン、カームブラック、プラチナステン、ホワイト、ピュアシルバー
・木調色 桑炭、ハニーチェリー、キャラメルチーク、ショコラウォールナット
<サイズ> 主要窓シリーズの全サイズに対応
<オプション> アルミ化粧カバー 、アウターシェード 、フック(すだれ等取付用) 、面格子
<参考価格>幅1,810mm×高さ1,323mm、四方枠タイプ、プラチナステン色 : 58,000円(部材標準価格。消費税・現場搬入費・施工費等は含まず)
[詳細情報] YKK AP