ベルリンで大ブームのストリートフードイベント!
※2016年現在閉店中
今ドイツのグルメ界で熱く盛り上がっている「ストリートフード」。もともとドイツはソーセージやケバブなどファストフードが美味しい国ではありますが、従来のファストフードとは一線を画す、素材や盛り付けにもこだわったグルメ志向のおしゃれなストリートフードが大流行りなんです。
ブームの発信地ベルリンでは、ストリートフード屋台が集まるストリートフードイベントが定期的に開かれ、ベルリーナーや観光客で大賑わい。なかでもベルリンの新名所ともいえるほど人気を集めているのが、伝説のクラブ「Bar 25」の元オーナーが仕掛ける「ヴィレッジマーケット VILLAGE MARKET」。ベルリンの今を感じられる、世にもクールなフードフェスをご紹介します。
食とアートと音楽と! ベルリンのフードフェス「ヴィレッジマーケット」
ヴィレッジマーケットの開催場所は、旧東ドイツ側に広がるフリードリヒスハイン地区にある「RAW- Gelände」。元は列車工場だったという広大な敷地には落書きだらけの廃墟のような建物が点在し、(最近はベルリンでもなかなか見られなくなった)退廃的なムードがたっぷり。ヴィレッジマーケットは、この一番奥の方にある「ノイエハイマート NEUE HEIMAT(新しい故郷)」というスペースで毎週日曜日に開催されます。メイン会場となる倉庫のようなホール内には、約20軒のストリート屋台がずらり。大流行中のグルメバーガーはもちろん、ベジやビーガン料理、イタリアにメキシコ、アジアなどなどインターナショナルな料理が充実しているのがベルリンらしいところ。ワインバーやカフェ、フローズンヨーグルト屋まで揃っています。ホールにも屋外にもイートインスペースがたくさん用意されていて、なかにはベッドや個室風のスペースも!
ストリートフードを食べ歩くもよし、まったりお茶するもよし、ビールやカクテル片手に夜更けまで語らうもよし、と使い方は自由自在。キッズコーナーも用意されているので子ども連れでももちろんOKです。
さらに、「食と音楽とアート」をコンセプトに掲げるヴィレッジマーケットでは、ライヴやDJによる音楽も楽しめるんですよ。ここはまさに、多様な人種と文化が集まるベルリンを感じられる場所。故ケネディ大統領の名言にもあるように、(どこに住んでたって)誰もがベルリーナーになれます! みんなの「新しい故郷」は入場無料(※)なのでぜひ気軽に訪れてみてくださいね。
(※)ヴィレッジマーケットは通常無料ですが、入場料が必要な特別イベントが開かれることもあります。
■NEUE HEIMAT「VILLAGE MARKET」
住所:Revalerstr. 99 10245 Berlin
営業時間:日曜12:00~2:00の「VILLAGE MARKET」のほか、木・金18:00~翌4:00 土12:00~翌4:00もフード&音楽イベント開催。不定期で音楽、アート、ファッションなどのイベントが開催されることもあるのでHPでチェックしてください
アクセス:SバーンまたはUバーンWarschauerstr.駅から徒歩3分