「他人を金持ちにする」ために働いていませんか?

サラリーマンからお金持ちになるためには?

サラリーマンからお金持ちになるためには?

皆さん、こんにちは。ロバート・キヨサキです。前回は、「自分の会社(ビジネス)を持て。そうすればそれほど人生につつきまわされなくなる」という金持ち父さんの教えをお伝えしました。今回は、そのために私が実践した具体的な方法についてお話しましょう。

ゼロックス社でコピー機を売るセールスマンとして優秀な成績を上げていた私には、昇進の話もありました。でも私は、自分の会社を始める道を選んだのです。それは、金持ち父さんのささやく声が耳元でずっと聞こえていたからです。彼はよくこう言っていました。

「君は誰のために働いているんだ?誰を金持ちにしているんだ?」

そもそもゼロックス社に就職したのは、「売る技術」を学ぶためでした。出世の階段を登るためではありません。税金をはじめ様々な金額が差し引かれている給料明細を毎月ながめていると、他人の会社で偉くなることにはもはや何の興味も感じられませんでした。

金持ち父さんも、最初は会社員をやりながら投資をした

自分を金持ちにすることに集中しませんか?

自分を金持ちにすることに集中しませんか?

とはいえ、いきなり会社をやめて起業するには、まだまだ準備不足だということもわかっていました。そこでしばらくは、会社での仕事を続けながら自分の小さな会社を開くことにしたのです。1974年のことでした。

私自身の「財務諸表」の「資産」欄には、不動産物件などの資産がいくつか並んでいました。私は、「これからは自分の資産を増やすことに集中するぞ」と心を決めました。

以前「金持ち父さんが教える金持ちになるための図解3つ」等の回でお話した「財務諸表」を覚えていますか?自分のお金の流れを理解するうえで非常に重要な表です。ぜひ覚えてください。

私の考案したお金と会計について楽しく安全に学べるボードゲーム「キャッシュフロー」(携帯・スマホアプリも配信中)では、「財務諸表」をいかに使いこなすかがゲームに勝つカギになります。「損益計算書」の「収入」と「支出」と、「貸借対照表」の「資産」と「負債」の関係を理解し、お金を自分に有利になるように働かせるにはどうしたらいいかを学びます。

この「財務諸表」に、あなた自身の実際の数字を書き込んでみるのもとても良い勉強になります。ゲームで体験した必勝法を現実の世界で実践できたら、あなたの「経済的自由への旅」も加速することでしょう。

その後私はいっそう優秀なセールスマンになりました。目的ができたからです。不動産に投資するお金を貯めるために、朝早く出社して一生懸命に働きました。当時のハワイは好景気の波が始まった頃で、金儲けのチャンスはいくらでもありました。私は猛烈に働いてコピー機を売りまくりました。そうやって増えた給料で、物件を買っていきました。「給料日から給料日へと食いつなぐ生活」から一刻も早く脱出したい一念でした。

3年もすると、私はハワイ支社でもトップクラスのセールスマンになっていました。そして、私の小さな会社が保有する不動産物件からの収入が、会社の給料収入を上回るようになりました。そのごほうびに私は、前から欲しかったポルシェを買いました。

この頃には、私は金持ち父さんの教えの本当の意味をよく理解できるようになっていました。私が自分の資産を増やすために投資した給料が、私の良き従業員となって働いてくれたおかげで、私は欲しい物を手に入れることができたのです。これは、「お金を自分に有利になるように働かせる」ことで得られるもののほんの一例にすぎません。でもこういうことが実際に可能になるのです。

今あなたがお金をいくら持っているかは問題ではありません。あなた自身の将来のより良い経済状態のために、今あなたが何をするかが問題です。お金について楽しく学びましょう!

★金持ち父さんのエッセイは次回に続きます!

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ロバート・キヨサキ氏

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投資家、ビジネスマン、ベストセラー作家。著書『金持ち父さん 貧乏父さん』にて金持ちがお金について自分の子供たちに教えていること、中流以下の人たちが教えていないことを明かす。労働所得(給料)で生きるのではなく、お金がお金を稼ぎ出す不労所得の重要性を説き、お金教育の一環として『キャッシュフローゲーム』を開発した。

「金持ち父さん」日本オフィシャルサイト
http://www.richdad-jp.com/

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