筋トレ・筋肉トレーニング/筋トレを始める前の基礎知識

今すぐツライ食事制限をやめて、筋トレすべき理由(2ページ目)

頑張って体重を落としたはずなのに「なんだか疲れてるね」「ゲッソリしたんじゃない?」などと言われたら要注意です。もしかしたら、脂肪と一緒に筋肉もやせてしまったのかもしれません。性別や年齢に関わらず、筋肉量の維持は大きな課題。今回は、しぼんだ印象にならないための体作りのコツをお届けします。

森 俊憲

執筆者:森 俊憲

筋トレ・筋肉トレーニングガイド

「脂肪を減らす」ではなく「筋肉を増やす」にシフト

食事制限より筋トレが効く

食事制限より筋トレが効く

もし、「やせたい」「お腹の肉を減らしたい」と考えているのであれば、「脂肪を減らす」というマイナスの発想ではなく、「筋肉を増やす」というプラスの発想を大切にしてください。

マイナスの発想に陥ると、「食事を減らす」「ビールを減らす」「コーヒーの砂糖を減らす」と日常生活の楽しみを削ることに意識が集中し、かえってストレスになるからです。

逆に「筋肉を増やす」というシンプルさは、ストレスも最小限で済みます。これまでの生活リズムは変えなくても、筋肉を増やすトレーニングを習慣づけることで、基礎代謝が上がり、やせやすい体にシフトしていきます。

「しぼんだ体」ではなく「細マッチョ」を目指してみる

ここまで読んで、「よし、筋肉を増やすためにジムに通おう!」と考えた方は、ちょっと待ってください。シェイプアップが目的であるならば、週に1回ジムに通うより、週3回自宅でコンスタントに筋トレをする方が高い効果を得られるからです。

より着実に筋肉を増やすためには、「筋トレで筋肉を刺激」→「筋肉を休ませる」→「筋肉が回復し、より強くなる」というサイクルを継続すること。できれば1日おきの筋トレがベターです。

例えばティッシュペーパーは1枚ではペラペラです。しかしこれが、2枚、3枚と増え、100枚重なったらかなりの厚みになりますよね? 筋肉も同じです。続けることで少しずつ筋肉量が増え、3ヶ月たった頃には体に嬉しい変化が表れているはずです。高いお金もかからず、ジムを往復する時間もいらない。必要なのは、負荷となる自分の体重だけ。とてもシンプルだと思いませんか?

以上、メリハリのある体を手に入れるコツについてお届けしました。
理想の体型を手に入れるために一番大切なのは、長く続けられるスタイルを確立すること。筋トレは、簡単で特別な器具もいらないため、気負いなくできるトレーニングの1つです。
仕事やプライベートで会った人達にハツラツとした印象を与えるために、自宅でのすき間時間をぜひ筋トレにあててみて下さい。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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