住まいづくりの豊富な実績を、リノベーション事業にも活かす
「当社の長年に渡る家づくりの実績が培った、さまざまなノウハウやシステム。そして、住友林業グループの総合力。これらに基づき、長く安心して暮らせるリノベーション住宅をご提案しています」と語るのは、住友林業 住宅事業本部 リノベーション営業部の和田さん。国も中古市場の活性化に本腰を入れ始めており、注目が高まっている分野です。(左)住友林業 住宅事業本部 リノベーション営業部長 和田誠司さん(中央)同営業部 主任 深瀬博信さん(右)木化営業部 インテリアコーディネーター 江波戸浩子さん
中古の建物で心配なのは、耐震性などの性能や、目に見えない配管などの部分。また、マンションでは共用部分の状態なども気になります。住友林業の一棟まるごとリノベーションマンションは、1981年以降の新耐震設計基準で建てられていることが大原則。さらに、確認申請書や構造計算書などの設計図書を確認した上で、第三者機関による調査を実施しています。
「実在する建物の安全性を調べるため、コンクリートの圧縮強度や中性化の進行を確認します。また、外壁タイルは赤外線検査・打診検査を行い、問題がないか徹底調査します」(和田さん・以下同)。その結果を踏まえて、建物全体を適切に大規模修繕。建物内部の見えない部分まで修繕することで、建物の長寿命化を図ります。エントランスや廊下、玄関ドアなどの共用部は、マンション全体の印象を左右するため、新築マンションと遜色ないレベルにまでグレードアップしているのも特徴です。
リノベーション後の外観(左)と桜ガーデン(右)。緑を豊富に配し、エントランスゲートを新設したことで、マンション全体のグレード感がアップ。植栽計画はグループ会社の住友林業緑化(株)によるものです(フォレスティア上北沢)
どんなリノベーションをしたか、実際に見てみましょう!(次ページへ)
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