アウトドア/アウトドア関連情報

2歳からレース体験「ストライダーエンジョイカップ」

ランニングバイク、キックバイクと呼ばれる、ペダルのない子ども用自転車をご存知ですか?自転車のようにまたがって、自分の足で地面をけって進む乗り物です。公道は走れませんが、自転車と比べて簡単に乗りこなすことができること、三輪車と比べるとスピード感があること、補助輪付き自転車と比べると、その後の自転車への移行がスムーズなことなどの理由から、爆発的な人気となっています。

渡部 郁子

執筆者:渡部 郁子

アウトドアガイド

キックバイクを代表する「ストライダー」専用の公認レースが、全国各地の会場で開催されています。「ストライダーカップ」や「ストライダーエンジョイカップ」など、2歳から6歳まで年齢別に参加できる公認レースは、募集開始後数分でキャンセル待ちになるほど人気なのだとか。
豊砂公園

豊砂公園で開催されたイオンモール幕張新都心の会場

その人気の秘密を探るため、2015年5月にイオンモール幕張新都心(千葉県)で行われた「ストライダーエンジョイカップ」に参加してきました。
元気にストライダーを走らせる子どもたち

元気にストライダーを走らせる子どもたち

ストライダージャパン公認レースの中で、「ストライダーエンジョイカップ」は比較的初心者向け、乗り始めたばかりだけどレースに出てみたい、といった子どもたちが多く集まるレース。ストライダー歴1年、3歳になったばかりの息子は、初めてのレース会場に少々緊張している面持ちでした。
スタート前の緊張した面持ち

スタート前の緊張した面持ち


受付

受けつけでひじ宛や手袋などをレンタルできます

まずは受付、ゼッケンを受け取り、手袋やひじあてなど必要なものをレンタルし、スタート地点を目指します。すでに3歳の部の試走時間がスタートしてるものの、息子はコースではなく会場はじに設営されたアドベンチャーゾーンへと一直線。子どもたちが列を作って楽しんでいました。会場は大きな公園だから、早めに到着してストライダーを思い切り走らせる子や、遊具で遊ぶ子、イオンモールで食事や休憩することもできるので、1日ゆっくり楽しめます。

レース前に、試走時間が設けられています。実際のレースで走るコースを何度か体験して確認します。コース内には簡単な障害物も設置されていました。
コース内に作られた障害物

コース内に作られた障害物


スタートの練習も何度か繰り返し、準備完了です。いよいよ順番に、ゼッケン番号が呼ばれ、スタート場所の抽選くじを引き、スタート地点へ。スタートの扉が開いたら、ゴールへ向かって進んでね、と息子に言ってみたものの、わかっているのかわかっていないのか、いまいちぴんときていない様子。3歳だから言葉はほとんど理解できているのですが、これ、2歳だったら、スタートしてからコースを走ることや、ゴールまで走りぬくこと自体が、けっこう難しいかも。そんな達成感がまた、楽しい思い出になるのかもしれません。

さて、カウントダウンが始まって、いざスタート。
スタート直後

スタート直後の様子

ん?スタート直後に後ろを振り返って、どうしたんでしょう。完全に出遅れてます。特に急ぐ様子も無くマイペースに淡々とコースを進み、最後まで完全に出遅れたままゴールを迎えました。

あとで「スタートのとき、どうしたの?」と聞いてみたら、「砂が目に入るからいやだったの」とのこと。なるほど。上位を狙うなら、いろいろな装備も必要かもしれません。本人は特に悔しがる様子もなく、みんなと走れたことが楽しかったようです。
アトラクション

会場でストライダーを楽しめる様々なアトラクション


レースの合間には、マウンテンバイクのデモンストレーションショーが行われ、大人も子どもも見入っていました。大人はマウンテンバイク、子どもはストライダーで、山や高原で遊ぶのも楽しそうです。


ストライダーエンジョイカップ
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