「風景印」とは?
続いて、「ゆうびんde自由研究・作品コンテスト」の風景印部門について説明したいと思います。風景印(風景スタンプ)とは「風景入日付印」の略称で、その郵便局がある土地の名勝・史跡・特産品などを描いた特殊な消印のことです。現在、全国約24,000の郵便局の半数に配備されています。最近では、著述家の古沢保さんがその魅力と面白さを各種メディアで解説しているほか、SNSでも風景印を楽しむ集まりができているので、かなり知名度もアップしてきました。
「風景印部門」について
「ゆうびんde自由研究・作品コンテスト」の「風景印部門」では、小学生のみなさんに風景印のデザインを作ってもらっています。行ってみたい街や都市について、名所、旧跡、記念物などを調べて、円形の用紙の中にいっぱい描き、まとまりのあるイラストに仕上げていきます。風景印のデザインに加えて、名所、旧跡、記念物について調べたことを書いて、見る人に関心を持ってもらえるような解説も付けます。作品返却後は、もちろん学校へ夏休みの自由研究として提出できます。全国規模のコンクールに参加でき、宿題も済ませられるので、まさに一石二鳥です!
もしかしたら本当の消印になるかも?!
ちなみに、「風景印部門」でみごと最優秀に輝いた作品には、すばらしい特典があります。なんと次の年に「ゆうびんde自由研究・作品コンテスト」の会場内の郵便窓口で使用される公式の消印のデザインに採用されるのです。デザイン化されるのは、期間限定で使用される「記念小型印」というものです。風景印に準ずる特別な消印で、れっきとした郵便局の公式の消印です。ぜひ来年の消印になることを目指してがんばっていただきたいと思います!
次のページでは、「ゆうびんde自由研究・作品コンテスト」以外の自由研究のヒントについてお伝えしたいと思います。