男たちよ、自分のニオイとどう向き合う?
自分では気づきにくいからやっかいなニオイはやっかい
外出する際は、紫外線対策、熱中症予防とともに、実践してほしいのが「ニオイ対策」。この時期は大量に汗をかきますから、身体はニオイを発生しやすい環境になっています。
なぜ、女性はすぐに「クサイ」と言うのか?
先頃、化粧品メーカーのマンダムが発表した『なぜ、女性はすぐに「クサイ」と言うのか?』という調査結果を参考にみていきましょう。女性の社会進出とともに職場に女性が増え、男性も今まで以上に身だしなみを求められる時代になりました。身だしなみはなにも服装だけではありません。ニオイもその範囲にしっかりと入るのです。
“スメハラ(スメルハラスメント)”なる言葉も最近聞かれるようになりました。体臭が相手に不快感を与え、無意識に嫌がらせになっているという意味です。男性側にしてみたら、わざとニオイを発生させている人なんていないでしょう。無意識に、しかも目に見えないからタチが悪いというわけです。
身体から発するニオイは、実は3種類あるとマンダムでは発表しています。汗臭、ミドル脂臭、加齢臭。この3つはなにが違うのか。そしてその中で一番不快感を与えるニオイはなにか。次で見ていきたいと思います。
10代後半から30代半ばに多い「汗臭」
汗臭は代謝が活発な若い人に多いニオイ。身体の表面には常在菌というものがあり、その菌が汗や皮脂を代謝分解することで、汗臭が発生するというわけです。ワキの下を中心に、酸っぱいニオイがするのが特徴です。対処法は、朝起きたらまずはシャワーを浴びましょう。バスタオルでしっかり拭いたあとで、ウォータータイプの制汗デオドラントを全身につけます。さらにワキにはスティックタイプ、もしくはロールタイプのデオドラントアイテムを塗ってダメ押しを。昼間はデオドラントボディペーパーを携帯し、汗をかいたなと思ったら拭くという習慣をつけてください。
また、服の洗濯にも気を使ってほしいと思います。汗、汚れ、皮脂の成分が生地に残っていたり、生乾きだったりすると、汗をかいたときにニオう原因ともなります。
「あの人、雑巾クサイ」なんて言われないように、気をつけましょう。最近、汗っかきの人で着替えを持ち歩く人 が増えています。そういう 対処策も賢い方法だと思います。
「ミドル脂臭、加齢臭の原因とケア法」については次のページで紹介します。