創意工夫でサービスを極めるレジャーホテル
レジャーホテルは進化を続けている
ラブホテルは「レジャーホテル」の時代へ!でも書いたとおり、進化型レジャーホテルという業態が進化し続けています。一方、具体的な例示はできませんが、レジャーホテル運営で実績のある会社が、シティホテルやビジネスホテル、リゾートホテル、旅館など他業態へ進出し、軒並み利用者の高評価を得ているのが近年の実態としてあります。
ホテルといえば、優秀なホテルマンといったヒューマン(人的サービス)が要ですが、レジャーホテルのヒューマンなき業態の創意工夫は、ある意味で究極のヒューマンを提供する契機にすらなっていると感じています。レジャーホテルの利用者目線は、ホテルサービスからも大いに研究する余地があると考えています。
筆者は、高級ホテルからビジネスホテル、カプセルホテル、そしてレジャーホテルと、横断的にホテルサービスという観点から取材・評論を続けています。特に、レジャーホテルの業界専門誌で連載も持っていたことから取材する機会は多く、旧態依然としたまさに「ラブホテル」といった施設もあれば、「これがラブホ!? まさしくレジャーホテルという表現がピッタリ!」という施設まで様々でした。グルメで人気を博す施設の共通の特徴は、余裕のある客室面積、調度品のクォリティも高い進化型レジャーホテルという共通点があります。
そんなレジャーホテルで、いま「グルメ」がブームです。一体、どういうことでしょうか!?