「大人の恋愛」にはいろんなニュアンスが含まれます。くれぐれも無責任なことはしないように。だってあなたは大人なのですから。
「毎週末会えなきゃイヤ」「毎日電話やメールがないと不安」なんて若い子のようなことで不安になっていたら、相手はうんざりしてしまうでしょう。
いくら恋愛経験が少なかったとしても、あなたがアラフォーである以上、相手は「大人の女性としての気遣い」を求めます。
無理して「理解ある大人のフリ」をする必要はありませんが、相手の状況を配慮せず自我を通すような振る舞いは、まだ男女のつき合いに慣れていない20代ならともかく、アラフォーになったら許されることではありません。
また、セクシャリティーに関しても20代の頃とは価値観が変化してきます。婚外恋愛や遊びの関係に許容が出てくる人も若い世代より増えてくるため、うっかり流されて不本意な関係になってしまうことも。
しかしあなたはもうオトナの女。どんな関係に甘んじるのも自身の選択ですから、どんな展開になっても責任は取らなければなりません。
■結婚を見据えるほど恋は遠ざかる
20代の頃は「彼と結婚する将来」を夢見ながら恋人とつき合っていたと思いますが、アラフォーになってもその思想に固執するのは少々危険です。
ただ漠然と「花嫁になる」ことに憧れていた若かりし頃とは違い、結婚というものが現実味を帯びてきたアラフォー世代になると、どうしても相手に条件をつけがちです。「この人と結婚したらうまくやっていけるか」つき合いもしないうちから頭でシミュレーションをしていたら、よほど条件に合致する相手が現れない限り、恋の第一歩すら始まらなくなってしまいます。
アラフォーにもなれば「恋愛と結婚は同じではない」ことを心のどこかで感じているはず。しかも今からの結婚は出産できる確率も低くなるため「相手の結婚対象からはずされる」可能性も高くなります。
これからの恋愛は、その先に結婚を意識しないほうがハードルが下がります。結婚を前提としたつき合いに限定するならば、紹介所など「結婚を前提とした出会い」に絞るほうが近道です。
厳しいことばかり挙げましたが、決してお先真っ暗というわけではありません。