ローテンブルクのマイスタートルンク

民族衣装をまとった市民によるダンス ©Romantische Strasse Touristik-Arbeitsgemeinschaft GbR

民族衣装をまとった市民によるダンス ©Romantische Strasse Touristik-Arbeitsgemeinschaft GbR

祭りの起源はヨーロッパ諸国を巻き込んだ三十年戦争の最中。1631年にローテンブルクを占領した敵軍の将軍は、市民の誰かが3.25リットルジョッキのワインを一気に飲み干せば町を破壊しないことを約束します。この大役を見事成し遂げたのは当時の市長。この一気飲みはマイスタートルンクと呼ばれるようになり、町を救った市長を称えて祭りが開かれるようになりました。

マイスタートルンクの祭りでは、市長が町を救ったエピソードの歴史劇ほか、中世の衣装に身を包んだ市民のパレードやダンス、マーケットなどプログラムも盛りだくさん。毎年キリスト教の聖霊降臨祭の祝日(5月下旬から6月上旬頃)に開催されます、2011年は6月11~13日。

ディンケルスビュールのキンダーツェッヒェ

中世の町並みがオリジナルのまま残されているディンケルスビュールは、ローテンブルクから南へ約50Kmの小さな町。ここでは毎年7月頃にキンダーツェッヒェ(子供祭り)が開催されます。祭りの起源はやはり三十年戦争中の1629年。こちらでは子供たちの哀願が町を敵軍の破壊から救ったことから、子供たちを主役とした祭りが開かれるようになりました。

キンダーツェッヒェでも歴史劇やダンス、マーケットが開催されますが、17世紀の衣装に身を包んだ子供たちの可愛らしいパレードが必見! 2011年は7月15~24日が祭りの期間。ディンケルスビュールへは電車でのアクセスが難しいため、バスかレンタカーを利用して下さいね。

クリスマスマーケット

11月下旬からクリスマス前になると、ドイツ全土をクリスマスマーケットが彩ります。ロマンチック街道の町での中世風のクリスマスマーケットはムードも満点。特におすすめなのが、街道南部の都市アウグスブルクです。

アウグスブルクのクリスマスマーケットは500年以上の歴史があり、ドイツでも最も美しく伝統あるマーケットのひとつ。ルネサンス風の中央広場に、昔ながらのスタイルで130店舗以上の露店が軒を連ねます。クリスマスマーケット期間中、広場の市庁舎に仕掛けられた24体の天使像もアウグスブルク名物で、金~日曜の午後6時には音楽を奏でる仕掛けになっています。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。