ドイツ/ロマンチック街道と南ドイツ

ロマンチック街道の観光名所

ここぞロマンチック街道! という二つの名所をご紹介します。日本での知名度も抜群なので、土産話に花が咲くことも請け合いです。短期間の旅行でも、この二ヶ所へは必ずどうぞ!

執筆者:尾方 綾子

ノイシュヴァンシュタイン城

ロマンチック街道のハイライトと言えばノイシュヴァンシュタイン城 ©Romantische Strasse Touristik-Arbeitsgemeinschaft GbR

ロマンチック街道のハイライト、ノイシュヴァンシュタイン城 ©Romantische Strasse Touristik-Arbeitsgemeinschaft GbR

ロマンチック街道最大の見どころと言えば、街道南端にそびえるノイシュヴァンシュタイン城。世界中から毎年約130万人が訪れる名所で、日本での知名度も抜群! 土産話も盛り上がること間違いナシです。城の大部分は1868~73年に建設され、城の主は当時南ドイツにあったバイエルン王国の国王ルードヴィヒ2世。ノイシュヴァンシュタイン城は、王が理想とした中世ドイツの騎士の城を体現するためだけに造られた、言わば夢の城でした。

建築はもとより、絢爛豪華な壁画や家具、食器類などの細部まで王の趣味で統一されています。王が夢見た中世の世界にぜひ浸ってみてくださいね。ノイシュヴァンシュタイン城はドイツアルプスのふもとにあるので、大自然が織りなす絶景も見どころのひとつです。

<DATA>
Schloss Neuschwanstein (シュロス・ノイシュヴァンシュタイン)
入場料:大人9ユーロ、学生8ユーロ
開館時間:4~9月 9:00~18:00/10~3月 10:00~16:00

ローテンブルク

市庁舎の塔から眺めるローテンブルク。レンガ色のかわいらしい屋根が一面に広がります

市庁舎の塔から眺めるローテンブルク。レンガ色のかわいらしい屋根が一面に広がります

ドイツ中世の町を代表するローテンブルクは、およそ1Km四方の小さな町。ここには中世の町並みがれそっくり残されていて、まさに町全体が博物館! 町全体をぐるりと取り囲む市壁、迷路のような石畳の小路に木組みの家並みはメルヘンの絵本に登場しそうです。町の中心マルクト広場にある市庁舎の塔と、町の東端にあるブルク門からは、中世の町並みが一望でき、その美しさは溜め息もの!

電車やバスも不自由しない程度にあります。ヴュルツブルクから電車で1時間10分程度、ヨーロッパバス利用だと約2時間の移動時間です。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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