ヴュルツブルク
マリエンベルク要塞からの眺め
ロマンチック街道のスタート地点にあるヴュルツブルクは、かつてはカトリックの司教を領主とした宗教都市でした。歴史ある教会や宮殿が無数にあり、ワインの名産地でもあることから人気の観光地。ホテルの数も充実しているので、当日に宿泊先を見つけるのも難しくありませんよ。
最大の観光名所は、世界遺産のバロック宮殿レジデンツ(領主の館)と、ワイン畑の丘にそびえる中世のマリエンベルク要塞。要塞のテラスや、町の中央を流れるマイン川にかかるアルテ・マイン橋など、絶好の眺望ポイントも豊富です。ヴュルツブルクからは、ローテンブルクを代表とするロマンチック街道北部の中世の町々へアクセスしやすく、日帰りだってOKです!
ローテンブルク
中世の町には可愛らしいホテルもいっぱい
ヴュルツブルクから南に50Km地点にあるローテンブルクは、14世紀の可愛らしい町並みが残る中世の町。ロマンチック街道ツアーには必ず登場するほどの人気ぶりで、小さい町ながら宿泊施設も比較的充実。中世の町で夜を過ごしてみたい人にはローテンブルクがイチオシです!
フュッセン
保養地でもあるフュッセン ©Romantische Strasse Touristik-Arbeitsgemeinschaft GbR
ロマンチック街道の終点の町フュッセンは、ドイツアルプスのふもとに広がる湖畔の町です。アルプスの澄んだ水と空気、中世の城やバロックの宗教建築がたたずむ風景はリゾートの趣き。ロマンチック街道では必見のノイシュヴァンシュタイン城はじめ、ホーエンシュヴァンガウ城、リンダーホーフ城などの名城の数々や、世界遺産のロココ教会として名高いヴィース巡礼教会などへも絶好のアクセス。城めぐりをメインにするなら、フュッセンの宿泊が便利ですよ。
ミュンヘン
交通・宿泊ともロマンチック街道観光と好相性のミュンヘン
ロマンチック街道の町ではありませんが、南ドイツ最大の町
ミュンヘンも街道南部へのアクセスに最適です。ドイツでも最高の人気を誇る観光都市なので
ホテルも充実。ヨーロッパバスも停車するほか、電車の接続も良く、さらにロマンチック街道日帰りバスツアーもほとんど毎日催行されています。
ミュンヘンは20世紀初頭までバイエルン王国の都だったことから、王宮や教会などの壮麗な建築群が目白押し。王家の宝物から現代美術まで幅広いジャンルをカバーする世界有数の博物館の町でもあります。ビールの都としても有名で、毎年9月下旬から10月上旬には、世界最大のビール祭りオクトーバーフェストが開催されます。