空に舞い上がるグライダー
サッカー場を下流に下ると、都市部ではありえない設備に出会います。1963年に開設された妻沼グライダー滑空場です。飛行回数、滑空時間はともに日本一を誇る滑空場は、学生グライダーのメッカとなっており、全国から大学生が飛行訓練に訪れています。グライダーが離着陸する様子を見ているだけでも、自然と肩に力が入ってきます。空に飛び出すワクワク感を共有できそうです。陸から空に続く水上のスポーツ感
川をさらに下ると、今度は空のスポーツから水のスポーツへと目が移ります。川面にはウィンドサーフィンを楽しんでいる人たちが、色彩豊かなセールの影を映しています。ゆったりと風に揺れている人がいるかと思えば、轟音を響かせて滑っている人の姿も。水上バイクが高速で疾走する様子は、あたかもレース競技のようです。北関東の山々が東西に勢揃い
陸、空、水の全てをスポーツステージとする河川敷ですが、視線を上げると各々の特徴をもった山容が広がっていることに気づきます。北西には秩父連山に続く浅間山が優雅な姿を見せます。北東の方角に目を移せば、榛名山、赤城山、筑波山などの山が繋がります。熊谷市北端の利根川流域は動と静のアクティビティを兼ね備えた魅力溢れるエリアなのです。