前回はケアマネジャー試験の勉強方法として通信講座の紹介をしましたが、今回は自宅学習について紹介します。通信講座も自宅学習といえますが、本記事では決められたテキストを用い、添削指導を受けることができるものを通信講座、書店で問題集等を購入し、自分で学習する方法を自宅学習としています。

通信講座と自宅学習のどちらも長所短所がありますし、受験者の習熟度によっても変わってきますので、まずは自分に合った勉強方法を決めることが大切です。特に、ケアマネジャー試験の日程があと5か月程度となっているため、早期に試験対策を行う必要があります。本記事では、受験者の方が勉強方法を決めるうえでの参考にしていただければ幸いです。

費用を安く抑えるなら自宅学習が最適

自宅学習のメリットとは

自宅学習のメリットとは

記事「第18回(平成27年)ケアマネ試験の挑み方 通信講座編」では通信講座受講に5万円程度の費用が掛かることを紹介しました。自宅学習では、書籍代だけで済ますこともできますので、数千円の予算で試験勉強を始めることができます。また、完全に自分のペースで進めることができるので、通信講座のように学習期間の設定を気にしなくても済みます。

反面、自分のペースで勉強するということは、学校でいえば毎日が自習状態です。分からないことがあってもすぐに確認することもできませんし、テストもないため自分の習熟度も分かりにくいのが欠点といえます。また、どうしても自分に厳しくできない方は、勉強に集中できないこともあるでしょう。

ガイドは第1回目のケアマネジャー試験に合格しましたが、その時は自宅学習でした。過去問や参考書がなかったので、介護支援専門員基本テキスト(当時は介護支援専門員標準テキストという名称でした。)を読む事しかできず、苦労した記憶があります。新しい制度や用語を覚えるものの、一つ一つの関連性が分からず、制度の変遷などは随分後になってから理解しました。点で覚えていたものが後に線でつながったイメージです。

自宅学習のポイントは書籍です。いかに分かりやすい書籍と巡り合えるかにかかっているといえます。

ケアマネジャー試験は「テキスト」、「過去問」、「予想問題集」を読破

ケアマネジャー試験対策として外せないのが、長寿社会開発センター発行の「七訂介護支援専門員基本テキスト」です。値段は6,804円しますが、試験の出題範囲はここから出ます。購入しておいて損はしない教科書です。これに加え、「テキスト」、「過去問」、「予想問題集」を揃えます。それぞれにガイドが役立つと思える書籍を紹介します。

・テキスト

テキストは七訂介護支援専門員基本テキストを分かりやすく理解するためのものです。表や図、イラストなどを用いて、分かりやすくしているものがほとんどです。

書名:「ケアマネジャー試験ワークブック2015
出版社:中央法規出版
価格:3,024円(税込)

書名:「福祉教科書 ケアマネジャー完全合格テキスト 2015年版
出版社:翔泳社
価格:2,808円(税込)

・過去問

過去問を解くことで出題傾向が分かります。特に、平成26年のケアマネジャー試験は、過去問をしっかりと学習していれば相当の正答率になったと思うほど踏襲していました。

書名:「ケアマネ 2015: ケアマネジャー(介護支援専門員)試験問題解説
出版社:メディックメディア
価格:2,916円(税込)

・予想問題集

平成27年のケアマネジャー試験は、現時点で出題傾向が分かっていません。試験対策のプロからみた予想問題を解くことは、出題頻度の多い問題であることが多く、勉強の復習にも役立ちます。

書名:「ケアマネジャー実戦予想問題’15
出版社:晶文社
価格:2,808円(税込)

書名:「ケアマネジャー一冊で完全合格テキスト&問題集
出版社:SBクリエイティブ
価格:2,700円(税込)

これらの書籍を読み解きながら、必要に応じて統一模擬試験や直前対策などを組み合わせると効果的だと思います。平成26年のケアマネジャー試験は合格率が19.2%と2割に満たない結果でした。今後も、狭き門であることは考えられますので、万全な準備をし、試験で合格できるよう願っています。
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