上野公園へ木陰を探して歩く
看板に大きな文字で「愛玉子」とある。オーギョーチィとルビが振ってある。味のある古い建物だ。店の名前にもなっているオーギョーチーは看板メニュー。台湾発祥のスイーツ。
気がつけば住居表示が「上野桜木」になっている。この先に見えてくるの「カヤバ珈琲」というこれまた有名なカフェ。古い民家で営業されている。黄色い看板がなんとも印象的だ。
行列ができていることが多い「カヤバ珈琲」。行列が途切れた瞬間を狙ってカメラを向けた。大正5年に建てられた木造の建物はなんとも味わい深い。喫茶店として営業していたのは、昭和13年からだそうだ。平成18年に一旦閉店するも平成21年に復活した経緯がある。
意外とボリュームがあるたまごサンド。スープやサラダもおいしい。なによりコーヒーが驚くほどおいしかった。ランチメニューは他のサンドイッチやハヤシライス、ポークソテー、バターチキンカレーなどもある。いずれもコーヒー付きで1000円。
カヤバ珈琲の前にある言問通りを渡り、少し細めの道を進むと上野公園の高い木が見えてくる。右に入ると、上野公園だ。上野駅からアプローチもいいけれど、谷中側からの上野公園もなかなか素敵だ。
芝生で寝転んでいる人や、ベンチでお弁当を食べている人などもいる。気持ちいい風が新緑を揺らしている。この先に桜並木がある。
春にはここに桜が咲き、花見客も多数いた。そして、公園の入口までやってきた。
入り口の画像はこんなかんじ。
日本の四季というのはつくずくおもしろいものだと思う。数ヶ月前のこの場所を撮った画像がある。これを見ていただければその違いがわかるだろう。というわけで、上野駅へ向かった。
■カヤバ珈琲
東京都台東区谷中6-1-29
[月~土]
8:00-23:00
[日]
8:00-18:00
お休みは年末年始
【関連サイト】
カヤバ珈琲
今回の散歩コース