一風変わった、親子レースが楽しい
茨城県常陸太田市にあるマウンテンバイクコース「ふるさとの森MTBトレイル」で、毎年2回(春と秋)開催されている「うっかり八兵衛カップ」を取材しました。マウンテンバイクレース
インパクトのあるレース名は、水戸黄門に登場する登場人物からつけられたもの。常陸太田市には、水戸光圀が隠居してから亡くなるまで過ごした隠居所「西山荘」があることから水戸黄門にちなんだ名前にしたとのこと、1999年に始まった「うっかり八兵衛カップ」は、今年16年目を迎えました。
内容は、小学生とその保護者を対象とした親子参加のレースと、4時間のチームエンデューロ(耐久レース)の2種類。この、親子参加レースの内容が、ずいぶん風変わりなのです。
お父さん、皮やぶれてるよ!
今回(2015年3月)行われた「うっかり八兵衛カップ2015春」の親子レースは「お父さん、皮やぶれてるよ!」というレース名がつけられていました。大会プログラムを見ると、マウンテンバイクのレース中に「親子でぎょうざを焼いて食べる」というミッションがあるとのこと。いったいどういうことなのか……。イメージできないままスタート地点に行ってみました。親子レーススタート地点
スタート直後
エプロン姿で、マウンテンバイク
お父さんたちのエプロン姿がおもしろい
レース中にぎょうざを焼きます
お父さんたちもコースを走り終えて、今度は会場内のテントブースへ。ここで親子揃って、フライパンを片手に餃子を焼き始めました。しかも自分たちで餃子のあんを皮に包んでいます。ぎょうざを焼く親子
ぎょうざを焼いて食べることもレースの一部
餃子を食べたら、最後はランニング
ゴール!おつかれさまでした!
本格レースもあります
親子レースの後、4時間耐久レースがスタート。4時間エンデューロスタート前
レースを主催している「いばらきMTBネットワーク」の、ユーモアセンスが光る個性的なマウンテンバイクレースです。
いばらきMTBネットワークの武藤さんと冨岡さん
親子で一緒にマウンテンバイクを趣味にするって、ステキですね。こういう休日の過ごし方もステキだな、と。マウンテンバイクの親子レースは、親子でアウトドアを楽しむ達人たちの集まりでした。
うっかり八兵衛カップ
日時 2015年3月28日(土)開催(毎年3月と9月の年2回)
場所 ふるさとの森マウンテンバイクコース(茨城県常陸太田市増井町1213)
問合 0294-72-0130(いばらきMTBネットワーク事務局)
HP http://www.seizanso.co.jp/mtb/index.htm