イタリア語

イタリア流自己紹介で第一印象は好感度アップ!(2ページ目)

イタリア人は基本的に、とても人懐こくて好奇心が多く、親しみやすい人たちです。 一言でも勇気を持ってイタリア語で挨拶したら、きっと喜んでくれると思います。 もし仕事や旅先などで、イタリア人と知り合いになる機会があったとしたら、まずはどのように挨拶して、どんな会話をすればいいのでしょう?また、どんな振る舞いが相応しいのかなど、初対面のイタリア人に好印象を与えるためのハウツーをご紹介します。

西村 清佳

執筆者:西村 清佳

イタリア語ガイド

イタリア人は出身地の話が大好き!

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イタリア人はお国自慢が大好き!

自己紹介の挨拶が済んだら、次にどんな会話をしたら良いかということですが、イタリア人が好んで聞くのは、出身地はどこかという話です。

Di dove è? ディ ドヴェ エ?
(あなたはどちらの出身?)
Sono giapponese. ソーノ ジャッポネーゼ
(私は日本人です)
Sono di Yokohama. ソーノ ディ ヨコハマ
(横浜の出身です)

イタリア語にはHの発音がないので、ヨコハマはイタリア人にはヨコアマに近い読み方をされます。 同じことは博多や姫路出身の人にも言えるかもしれません。また東京は平らにトーキョーと発音するより、トにアクセントを置いてトーキオと読んだ方がイタリア風です。大阪の場合もオーサカと平らに読むより、サがザに聞こえるぐらい強めにオザーカと発音するのがイタリア風です。

相手の出身地も聞いてみよう!

ここで相手の出身の街もどんなところなのか、ついでに聞いてみると喜ばれます。イタリア人は誰しも郷土愛がとても強く、お国自慢が大好きです。ですから出身地の話を聞いてみれば、どんな見所があって、どんな郷土料理が有名で、どんな物産があって、街のサッカーチームはどこで、今年の有力選手の調子はどうかなど、あれこれ丁寧に教えてくれると思います。

Come è la Sua città? コメ エ ラ スァ チッタ?
(あなたの街はどんな街?)

イタリア人は日本事情にも詳しい?

ガイドが少なからず驚いたのは、イタリア人の中でも「日本が好き」と言ってくれる人の割合です。初対面の場での社交辞令かと思いきや、話を聞けば浅草が好きとか、 寿司が好きとか、小さい頃は日本のアニメを見て育ったとか、特定のミュージシャンのファンだとか、日本の歴史に精通していたり、いろいろな側面から「日本が好き」と言ってくれるので、悪い気はしません。うっかりすると、日本人でも追いつかないぐらいの知識を持っていることもあります。そんな時には、こんな言葉が喜ばれると思います。

Vieni in Giappone a trovarmi. ヴィエーニ イン ジャッポーネ ア トロヴァルミ
(日本に是非、会いに来てよ)

イタリア人との初対面の場を乗り切って、相手に「この人とまた会ってみたい!」と思ってもらえるといいですね。

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