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浅利慶太演出『オンディーヌ』開幕レポート!

4月19日に東京・浜松町の自由劇場で開幕した舞台『オンディーヌ』。劇団四季の創立メンバーであり、四季のほぼ全ての作品で演出を手掛けてきた浅利慶太氏のプロデュース&演出作品である本作を舞台写真と共にレポートします!

上村 由紀子

執筆者:上村 由紀子

演劇ガイド

浅利演出事務所プロデュース
『オンディーヌ』開幕!

4月19日(日)に東京・浜松町の自由劇場で開幕した舞台『オンディーヌ』。劇団四季の創立メンバーであり、四季のほぼ全ての作品で演出を担当してきた浅利慶太氏が「浅利演出事務所」プロデュース公演として今回新たに上演する本作を、舞台写真とともにレポートします!

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(オンディーヌ 野村玲子 騎士ハンス 中村伝/撮影 山之上雅信)


オンディーヌ あらすじ
水の精・オンディーヌ(野村玲子)はもうじき15歳。人間の娘として貧しい漁師のオーギュスト(山口嘉三)、ユージェニー(斉藤昭子)夫妻の許で暮らしている。ある晩そこに遍歴の騎士・ハンス(中村伝)が立ち寄り、運命を感じた二人は将来を共にすると誓いを交わす。だがそれは水界の掟に背く行為であり、水界の王(広瀬彰勇)はオンディーヌにある”契約”を言い渡す。その契約とは今後ハンスが他の女性に心変わりをしたら、ハンスの命とオンディーヌの記憶を永遠に奪うというものだった。

オンディーヌはハンスとの愛を貫き人間界で暮らし始めるのだが、ハンスは次第に元の恋人であるベルタ姫(坂本里咲)に気持ちを移していく。このままではハンスの命が奪われると危惧したオンディーヌは、彼の命を護る為に自らが心変わりをしたと嘘を吐き、ハンスの前から姿を消すのだが……。

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(撮影:山之上雅信)


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(撮影:山之上雅信)


劇団四季の創立以来、約500回の上演回数を数える『オンディーヌ』。自由劇場では2011年以来の公演となる今回は台本を大幅にカットし、3時間を超えていた上演時間を休憩2回込みで約2時間40分まで短縮。これは若い世代の観客にも肩肘を張らず観て欲しいという浅利氏の意向だそうです。

また舞台装置も改変され、かなりシンプルになった印象。個人的には二幕の宮廷シーンで映像が使用されていたことに軽い驚きを覚えました。失礼な言い方を赦して頂けるのなら”浅利さん、攻めてるなあ”と。82歳にして、50年以上大切に上演し続けてきた台本を再構築し、装置をシンプルにして映像を使用……作品をブラッシュアップした状態で舞台に上げる。これ、とてつもない”挑戦”ではないでしょうか。


次のページでは『オンディーヌ』出演者たちをご紹介!

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