アート・美術展/アートの楽しみ方入門

現代美術を見るなら、ギャラリー(画廊)に行こう!(2ページ目)

現代美術を楽しむ場には、美術館とギャラリー(画廊)があります。音楽でたとえるなら、大型ホールとライブハウスのようなもの。「ライブハウス?知り合いが出てるから行くけど」とためらってしまうように、ギャラリー(画廊)に行くことって、敷居が高いですよね。今回はそんなギャラリー(画廊)へ行ってみましょう!

藤田 千彩

執筆者:藤田 千彩

アートガイド

会場をすみずみまで楽しもう

Gallery PARCに限らず、会場は小さい(狭い)のがギャラリーの特徴です。そのため、壁に掛かった絵画、台座に置かれた彫刻、という「だけでない」場所に作品が置かれていることもあります。

例えば、
配管パイプに写真がラップで巻きつけてある

配管パイプに写真がラップで巻きつけてある

上記画像の赤い枠で示したように、この展示会場では、配管パイプに写真作品がラップで巻きつけてあります。たまたまそこに作品を貼ったのではなく、アーティストのコンセプトが元になっています。

作品の場所や内容が分かりにくかったら、会場で配布されていたり、置かれている資料に目を通して見ましょう。
作品やアーティストの資料も置かれています

作品やアーティストの資料も置かれています


 
また、ギャラリー(画廊)にアーティストがいる場合もあります。そのときはぜひ話しかけてみて!制作意図や技法など、専門的な話を直接聞くことで、分かりにくい現代美術作品も「なるほど!」と楽しむことができます。

そしてギャラリー(画廊)を出るときには、「芳名帳」に名前とメールアドレスを書いていきましょう。
芳名帳に名前とメールアドレスを書くと情報が届きます

芳名帳に名前とメールアドレスを書くと情報が届きます


 
ギャラリー(画廊)やアーティストから、今後の情報が届きますよ。


Gallery PARC 今後の展覧会情報
2015年4月28日~5月10日
麥生田兵吾「Artificial S 3 Someone(Another one) comes from behind “後ろから誰か(他の)がやってくる”」展

(取材協力/守屋友樹「gone the mountain / turn up the stone:消えた山、現れた石」展)
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