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あなたはどっちが好き? シンガポールカレー麺対決

シンガポールのローカルフード、ココナッツミルク入りのカレースープが決め手のカレー麺。発祥と言われているホーカーと同じフードセンターに、実は人気を二分する老舗有名店が。火花を散らすカレー麺対決、味の違いも含めてご紹介。

仲山 今日子

執筆者:仲山 今日子

シンガポールガイド

二大カレー麺ホーカー、美味しいのはどっち?

解説

ココナッツミルク入りのスープがシンガポール流


解説

大行列の人気店

チャイナタウンと言えば、庶民の食卓、ローカルフード激戦区。その中でもローカルの人に人気のホーカー村が、ホン・リムフードセンター(Hong Lim Food Centre)です。実はここには、ローカルフード、ココナッツミルクベースのカレー味のスープ麺、Curry Mee(カリーミー)の二大ホーカーがあることでも知られています。ひとつが、カレー麺発祥の店と言われている、1階にある興記、そして人気を二分しているの老舗ホーカーが、2階にある、こちら、Ah Heng Chicken Curry Bee Hoon Meeです。
解説

メディアの取材も多い

40年前に興記が生み出したと言われているカレー麺ですが、Ah Hengも約30年の歴史を持つ老舗。メディア露出も多く、行列必至の人気店です。中には、ここのカレー麺の為に、高速道路を飛ばして車で食べに来る、という根強いファンも。価格は4シンガポールドル(Sサイズ)からとお手頃で、細いビーフンと太いビーフン、卵麺から麺を選べ、ミックスも出来ると言うのがこちらの特徴です。
年配の方から、近くのオフィスからやって来たとおぼしき女性まで、幅広く人気があるのも、興記と同じ。お昼時より少し早めの時間でしたが、10人ほどの行列が出来ていました。

二大カレー麺の味比べ!

解説

ココナッツミルクの甘さとスパイシーさがマッチ


解説

お好みの麺の組み合わせを見つけてみて

登場したAh Hengのカレー麺、具は、油揚げ、チキン、じっくり煮込まれたジャガイモ、モヤシと、内容は興記と同じですが、まずスープをいただいてみると、ココナッツミルクの甘みの後からじんわりと辛さが追いかけて来るような興記のスープに比べて、よりスパイシーで、一口食べるだけで、暑さが吹き飛びそうな辛さ。辛いものがお好きな方にはこちらがお勧めです! スープによくからむ細麺、もっちりとした食感が楽しめる太麺、どちらも楽しめるのも、お得感があります。分厚い油揚げは、コクのあるスープを吸い込んで、食べ応えも抜群。ふんわり柔らかなチキン、もう少しでクリーミーと呼びたくなるほど柔らかく煮込まれたジャガイモも、ピリ辛スープとよく合います。辛みが強い分、ジャガイモやチキンの甘みがより強く感じられます。チリソースは、フライドオニオンの入った甘めのタイプですが、元のスープが辛いので、少し味見してから入れることをお勧めします。
解説

甘いジュースとの相性抜群

ドリンク必須なので、近くのホーカーでジュースを買っておくと良いです。ローカルの方は、よくシュガーケーン(さとうきび)ジュースと一緒に食べているのを見かけます。甘みが辛さを中和してくれて、美味しさが増すそうですよ! ガイドはカロリーが気になりつつも、甘くてクリーミーなアボカドジュースを頼むのが常です。
食欲に自信がある方、また何人かで訪問した場合は、興記と同じホーカー内にあるので、カレー麺食べ比べ、と言うのも楽しいかも知れませんね。

>>>興記の記事はこちら!

<DATA>
■Ah Heng Chicken Curry Bee Hoon Mee
住所:513A Upper Closs Street, #02-58 Hong Lim Food Centre
営業時間:9:00~22:00
定休日:無休
アクセス:MRTチャイナタウン駅から徒歩5分ほど
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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