まとめて見せテク
モノが多いと戸棚に隠したくなります。ところが、見えないのをいいことに、収納の中が雑然としがち。それが、片付かない負のスパイラルを招きます。実は、いっぱいあるからこそ見せるのが正解。フックを使って吊るすだけではなく棚のように置くことも。ミラノサローネ国際家具見本市「KARL ANDERSSON & SONER」展示より
薄く見せテク
収納は奥行きがある分だけ場所をとり、部屋が狭くなります。限られたスペースのなかでモノと共存するには、厚みを減らすのが一つのポイント。たとえば、本棚という固定概念を捨てて、背表紙を見せるのではなく、表紙を正面に並べるやり方に切り替えてみてはいかがでしょう。本が主役だから書架の色はベーシックはほうがいい。ミラノサローネ国際家具見本市「KARL ANDERSSON & SONER」展示より
アートに見せテク
小さめの棚を利用して、同じもので位置をずらしながら配置。壁にリズム感が加わって、楽しい雰囲気が高まります。さらにポスターやミラーなど、壁掛けの飾りと組み合わせてアーティスティックに。無印良品の壁につける家具で真似できる。ミラノサローネ国際家具見本市「DANISH LIVING room」展示より
派手ではないけれど、収納は大事なテーマ。見本市なので、商品のプロモーションに力を入れた展示が多いなか、ソファやテーブルといった家具に匹敵する度合いで収納提案がされています。洗練されたミラノサローネスタイルを、私たちの暮らしに取り入れてインテリアをさらにアップグレードさせていきましょう。