京都の天才絵師ふたり、実はご近所!
サントリー美術館(六本木):生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村
白象群獣図 伊藤若冲筆 一面 18世紀 個人蔵 【展示期間】4/22~5/10
若冲と蕪村は、それぞれその特徴的な画風で江戸の画壇に大きな影響を与えてきました。色鮮やかな花鳥図や水墨画を得意とした若冲に対し、中国の文人画の技法を用いた山水画や、俳句と絵を組み合わせた俳画を得意としていた蕪村。同い年でありながら、そして京都のごくごくご近所に住まいを構えておりながら、生前はまったく交流の痕跡がみられないのは非常に興味深いところです。
奥の細道画巻(部分) 与謝蕪村筆 一巻 安永7年(1778) 海の見える杜美術館蔵 【展示期間】4/15~5/10
■展覧会DATA
展覧会名称:生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村
会場:サントリー美術館
会期:3月18日(水) ~ 5月10日(日)
開館時間:10:00~18:00
※入館は閉館の30分前まで
※金曜日、土曜日、5月3日、4日は20:00まで
※4月25日(土)は24:00まで
休館日:火曜日
※5月5日(火・祝)は20:00まで開館
http://suntory.jp/SMA/
次のページでは 東京都現代美術館 (清澄白河):山口小夜子 未来を着る人
を紹介します。