連載の第5回目は、クエリの作成方法について解説します。この記事では、最も基本的な「選択クエリ」の作成方法を紹介しています。選択クエリは、必要なデータだけをテーブルから取り出したり、データを集計したりすることができる、最も活用範囲が広いクエリです。


クエリの役割

ガイド記事「アクセス(Access)の全体構成を把握しよう」で紹介した通り、クエリは、テーブルに保存されているデータを「操作」するためのオブジェクトです。基本的なクエリとして、「選択」クエリ、「追加」クエリ、「更新」クエリ、「削除」クエリがあり、下図のような役割を持っています。
クエリの種類※上表のクエリの他、「テーブルの作成」クエリや「クロス集計」クエリ、「ユニオン」クエリなどがあります。※上表のクエリは、上から順に、SQLにおけるSELECT文、INSERT文、UPDATE文、DELETE文に相当します。クエリを作成すると、Accessの内部でSQL文が自動生成されています。

クエリの種類

※上表のクエリの他、「テーブルの作成」クエリや「クロス集計」クエリ、「ユニオン」クエリなどがあります。

※上表のクエリは、上から順に、SQLにおけるSELECT文、INSERT文、UPDATE文、DELETE文に相当します。クエリを作成すると、Accessの内部でSQL文が自動生成されています。



今回は、これらのクエリのうち、最も基本的な選択クエリの作成方法を紹介しましょう。選択クエリは、必要なデータをテーブルから取り出したり、データを集計したりすることができる、最も活用範囲が広いクエリです。



選択クエリの仕組み

選択クエリは、操作対象のテーブルから、次のような2段階の手順を踏んでデータを取り出します。まず、設定した条件でレコードを絞り込みます。そして、絞り込んだレコードから、指定したフィールドのデータを取り出します。1段階目に行単位(レコード単位)で「絞り込み」、2段階目に列単位(フィールド単位)でデータを「取り出す」わけです。取り出した結果は、テーブルに似た表形式で表示されます。
選択クエリの仕組み

選択クエリの仕組み



この記事では、前回までの記事で作成してきた「住所録」データベースで、「ラベル発行」フィールドにチェックが付いているレコードに絞り込み、絞り込んだレコードから、「氏名」フィールド、「郵便番号」フィールド、「住所1」フィールド、「住所2」フィールドのデータを取り出します。
今回の選択クエリの内容

今回の選択クエリの内容



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