チョコレート好きな皆さんも、関西の方以外は、あまりご存じないかもしれませんが、日本を代表するショコラティエ 三枝俊介シェフが考案した「カカオカレー」を大阪「アルチザン パレドオール BIS」でいただくことができます。

アルチザン パレドオール BIS(ビス)

JR「新大阪」駅から御堂筋線で約15分。「千里中央」駅前のビル「オトカリテ」2階に「アルチザン パレドオール BIS(ビス)」があります。こちらは日本を代表するショコラティエ・三枝俊介氏によるチョコレート専門店。
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アルチザン パレドオール BIS

昨年までは洋菓子を販売する「メランジュ BIS」として親しまれていましたが、三枝シェフがチョコレートだけに専念する決意をされたのを機に、1月12日にチョコレート専門店「アルチザン パレドオール BIS」に生まれ変わりました。

カカオ豆の焙煎から手がける本格的な自家製チョコレートを中心に、チョコレートを中心としたアイテムが揃い、カフェスペースが広く、ケーキ、パフェなどのスイーツの他、ランチメニュー、軽食メニューが充実しているのも魅力です。

カカオカレー

ところでみなさん。カレーを作る時に、隠し味にチョコレートを加えたことはありませんか?チョコレートはカレーをより複雑な風味にし、コクを出して美味しくしてくれますよね。そう考えると、意外と違和感がないのではないでしょうか。
カカオカレーundefined800円(税抜)

カカオカレー 800円(税抜)

「カカオカレー」は、カレー自体が毎日キッチンで作られる自家製。そしてチョコレートもカカオ豆の段階から作られた自家製。ショコラティエが作ったオリジナルカレーです。

パティシエとして39年のご経歴をお持ちの三枝俊介シェフは、大阪の名門ホテル「プラザホテル」のご出身。ホテルでの長いご経験の中で、料理に向き合う機会も多く、実は料理もお得意です。そんな三枝シェフのオリジナルレシピ。三枝シェフにカレーを作ってご馳走していただくような気分で(?)早速私もいただいてみることにしました。

カカオカレーをオーダー

「アルチザン パレドオール BIS」は、新丸ビルの「ショコラティエ パレ ド オール」と比べるとカジュアルな空間。テーブルやチェアからも、フランスの街角のカフェのような雰囲気を感じます。

多くの方が「カカオカレー」をすでに召しあがっている中、私も「カカオカレー」をオーダーしました。ランチタイムでしたので、サラダとコーヒーがついて1000円(税抜)と、リーズナブルです。
自家製チョコレートが入っています!

自家製チョコレートが2枚添えられています!

美味しそうなカレーの香り。おなかがすいていた私は、たまらない気持ちになるとともに、ビーントゥバーで作られた、自家製チョコレートがそえられていてときめいてしまいました!チョコレート愛好家の方ならご存じですね、もちろん清里の「アルチザン パレドオール」のビーントゥバー工房で作られた自家製チョコレートです。

カレーのレシピは、三枝シェフ考案のオリジナル。トマトの酸味をきかせたインド風のカレーと、小麦粉をいためて飴色の玉ねぎとあわせた西洋風のカレーをブレンドしています。その時に普通の水ではなく、カカオニブでだしをとった水「カカオだし」を加えるのがポイントなのだそう。
チョコレートは次第に溶けていきます

チョコレートは次第に溶けていきます

ビーフ、野菜、チキン、の3種類から選べますが、私はチキンをオーダー。骨つきの大きなチキンがごろんと2本入っていて贅沢です。カレーそのものが美味しいのですが、温かいカレーにチョコレートが次第に溶け出すと、ほどよい甘さとカカオの香りが加わります。カレーだけの部分をいただいたり、チョコレートを溶かしていただいたり。様々な味が楽しめます。三枝シェフにお話を伺いました。

三枝シェフ: 「以前は自宅にスパイスを20種類以上持っていたこともあり、パセリの茎とローリエとセージなどを束ねてブーケガルニを作ることもよくあります。カレーももちろん家で作りますし、会社にカレー部がありまして(笑)カレーにうるさいスタッフが多いんですよ。玉ねぎは結構沢山入れています。そしてどんな方でも食べやすいように、辛すぎることはありません。」
カレーとチョコレートはやっぱりよく合います。

カレーとチョコレートはやっぱりよく合います。

とろ~りと小さなチョコレートが溶け出しますので、カレーが温かいうちに、早めにチョコレートをスプーンで溶かして、カレーとよく混ぜていただくのがポイント。カレーが冷めてしまうと、チョコレートが固まったままで残り、口どけがベストではありませんので注意しましょう。

そしてチョコレート好きな方にとって間違いなく楽しいのが、チョコレートが産地別の2種類のタブレットであること。多くの方に親しまれるお味ですし、見た目も普通のカレーに近いものがあるのですが、よくお聞きしてみると(「カカオだし」などもですが)なんてカカオに関してマニアックなカレーなのでしょうか!

この日はニカラグア産「チュノ」と「ハイチ」でしたが、「チュノ」のナッティな風味がカレーにマッチ、「ハイチ」のまろやかなカカオの香りはカレーをマイルドにしてくれます。「ベトナム」ならフルーティ、「トリニダード」ならスパイシーさが加わりますね。チョコレートの産地は2種類。日替わりでの提供です。(※チョコレートについて

三枝シェフ: 「私はホテルの経験が長く、レストランのパティスリーの顧問もしていたので、料理は常に近いところにありました。レストランのアシェットデセールも長年作っていましたので、料理感覚のカカオの使い方について色々とアイディアがあります。それをここで実現し、皆さんに提供したいと考えています。」
広々としたカフェスペースがあります。

広々としたカフェスペースがあります。

三枝シェフ:「日本人でカレーを嫌いな人はあまりいないですね。そこにカレーにカカオ豆から作った自家製のチョコをあわせるというスタイルはまずないでしょう。玉ねぎを飴色になるまでスタッフがキッチンで丁寧に炒めるなど、時間と手間がかかっていますので、人気が出すぎると仕込むのが大変ですが、ぜひお試し下さい(笑)」

フランスのカフェのような店内

フランスのカフェのような店内

常に新しいチョコレートの楽しみ方を、親しみやすいスタイルで提案して下さる三枝シェフ。東京に住んでいる私ですが、是非大阪へ行く時は、立ち寄って、「カカオカレー」をいただきたいと思いました。

新幹線でJR「新大阪」駅から、地下鉄御堂筋線で「千里中央」駅まで約15分。駅からすぐのビルです。「梅田」駅からも地下鉄で約20分。雨の日なども駅から地下を通ってお店に行くことができますよ。

●DATA
「カカオカレー」(ビーフ・野菜・チキン)各800円(税抜)
ランチタイムは「カカオカレー」にサラダ・ドリンク付 1000円(税抜)
※産地別タブレットは2種・2枚添えられていますが、ミニタブレットの追加オーダーもできます。(1枚50円 税抜)

アルチザン パレドオール BIS 
大阪府豊中市新千里東町1-1-1 オトカリテ2F
TEL:06-6873-8288
営業時間 日~木:10:00~20:00(L.O19:00)、金・土:10:00~21:00(L.O20:00)
アルチザン パレドオール WEBサイト: http://www.ovaleliaison.com/artisan-palet-dor/index.html



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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。