味噌カツにかけるのは味噌じゃない!
「矢場とん」のわらじとんかつ1260円。定食は1680円。ボリューム満点のがっつり名古屋めし!
かつてはトンカツ×味噌という組み合わせにゲテモノ的イメージで見られることも多かったのですが、最近は知名度アップのおかげもあり、その個性を好意的に受け止められるようになっています。
しかし、未体験の人からよく勘違いされるのが、「味噌をそのまんまカツにぬりつけてる」という誤解。いくら味噌をこよなく愛する名古屋人でも、さすがにそんなことはしません。かけるのはあくまで味噌をベースに調合した味噌ダレです。名店と呼ばれるところは大体、この地方特有の豆味噌(八丁味噌が有名です)を使っています。お店によって味や食感は違いますが、これが意外とさらっとしていて、味噌というよりむしろデミグラスソースに近いような感覚のものなんです。
30分待ちは当たり前。人気ナンバー1の超人気店「矢場とん」
週末のお昼時はご覧の通りの大行列。最大30分待ちも |
バツグンの知名度の高さもあって、週末ともなるとお店の前には大行列ができます。「休日だと最大30分お並びいただくことも。平日でもお昼時は表まで列ができてしまいます」(本店スタッフ)。実際、日曜日の昼過ぎに出向いてみると、ざっと30人以上もの行列が。土日はいつもこんな調子だとか。いやはやどえらい人気です。
私は平日に出直したのですが、ピークを過ぎた午後2時にもかかわらず店内は満席で、席に着くまで数分ですが待たされました。
※ちなみに矢場とんでは味噌カツを「みそかつ」とひらがなで記します