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テレビゲームのコスパをFPが考えてみる(2ページ目)

テレビゲームというとムダづかいの代表のように思えますが、FP目線で考えると意外にコストパフォーマンスがよい遊びだったりします。さらにコスパを高めるヒントをまとめてみます。

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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ハードウェアの賢い買い方を考える

スマホゲームではあまり気になりませんが、据え置きゲーム機や携帯ゲーム機のようにハードウェアの購入が必要な場合、「いつ買うか」という問題はコスパ向上のために一考の余地ありです。

というのも、最初に出たハードウェアはちょっとお値段が高く、その後普及価格帯で出し直すことがゲームハードの定番になっているからです。しかしその期間が1年になるか2年になるかは分からないので、いつ買うか悩むことになります。

待てる、という人は2世代目のハードで値段が下がった頃合いをオススメします。10000円くらい下がることがあれば、ハードのコスパについてはずいぶん良くなるからです。PS Vitaなどはかなり軽くなりましたね。

しかし、初期型のハードを買ってでも、どうしても遊びたいソフトが出たら買う、というのは悪い選択ではないともいえます。前述のとおり100時間も遊べば、10000円の差はそれほどムダではないからです。大事なのは「絶対に遊び尽くす」自信があるかなのです。

オトナオタクは廉価版を目指せ

ただし注意点がひとつあります。

ここまでのコスパ計算は「買って、ちゃんと遊んだ場合」の話だからです。

オトナになると、買ったはいいが、全然遊ぶ暇がない、というケースがでてきます。積みゲー、というやつです。初回限定版の特典が欲しいので買って1時間も遊ばなければ、コスパは最悪です。初回限定版は割高(おまけグッズがつくため)になるのでコスパもさらに悪くなるわけです。

オトナオタクで「たぶん積みゲーになるなあ」と思う人は、廉価版を待つべきだと思います。半年から1年後に出る廉価版は2000~3000円ということが多いうえ内容は追加データつきということがほとんどです。もちろん遊べばいいのですが、時間もないのがオトナオタクの悩みどころ。こういう場合は廉価版で積みゲーにしておきましょう。

◇   ◇

パズルやロールプレイングゲーム、シミュレーションなどゲームは気分転換の娯楽として誰でも利用するものです。

しかしその満足度と払ったお金が見合うものかはカジュアルに考えず、真剣に検討してみることが必要です。賢く遊べば、ゲームほどコスパがよい遊びはないはずです。

楽しいゲーム体験を!
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