優しさに甘える男性はダメになる?彼氏に優しすぎる女性

最初は「守ってくれていた」はずの男も、途中から「母性本能」に甘えてしまうもの

優しい彼女、優しい妻とは、どんな人でしょうか。

・俺の好きな料理を作ってくれる
・俺の言った言葉を覚えていてくれてる
・俺のことを理解してくれる
・俺の話を聞いてくれる
・俺のことを赦してくれる


一人称は、なんとなく「俺」にしてみましたが、別に「僕」でも構いません。端的にいうと、彼の求めるものを与えてくれる女性だと考えられます。

恋は奪うもの、愛は与えるもの……という表現をよく見かけますが、実は「与えること」って本来とても難しいことなのではないでしょうか。

「与える」よりもまず「欲しい」という人はもちろん、「与える」のが得意な人も、与え過ぎてしまう危険があるのではないかと思うのです。「どれだけ」「何を」与えるかということについては、そのタイミングや量を調整するのは非常に難しいものなのです。
 

優しさに甘える男性はダメになる?

優しい女性は、愛する人の望みを汲み取ることが得意です。察して、汲み取っては、相手の求めることを与えることができます。それは、男性にとっては、とても居心地がよく「求めていた理想的な心地いい空間」を与えてもらっていることになります。でも、いいことばかりではないかもしれません。心地いい空間を与え続けるということは、男から「がんばる気持ち」を奪ってしまう危険性があるからです。

「彼のいいところも悪いところもひっくるめて愛せるか」という表現もよく見かけますよね。確かにそうなのですが、100%すべてのありのままの彼を、全部「いいよ」と受け入れることは、彼のダメな部分まで甘やかすことになりかねません。親子関係もそうですが、ダメなことをしたときに、子どもを叱れないと、結局は、その子どもをダメにします。世間に受け入れられたり、自立したりすることができなくなるからです。

彼がダメなことをしたとき、あなたにとって負担になることや悲しいことをしたとき、キッパリと「ダメだ」「嫌だ」と伝えなければ、男は「ダメであること」に気づきにくいものなのです。

「欠点も含めてすべてを受け入れる」と「甘やかす」は、似て非なるもの。「欠点があっても愛してる」「だけどダメなことはダメ」を両立させることが、重要なのです。
 

「いい人でいたい」のは実は自己チューかも

「甘え」は度が過ぎると「相手を大切に思っていない」ことと同じ。そうなると、もはやパートナーではなく、母と息子です

「甘え」は度が過ぎると「相手を大切に思っていない」ことと同じ。そうなると、もはやパートナーではなく、母と息子です

では、あなたはどうして、そこまで彼に「いい顔」をしてしまうのでしょうか。彼を虜にするためでしょうか。「嫌われるのが怖いから」でしょうか。

「彼に好かれたい」という理由で、彼をダメ男にしてしまっているとしたら、それは双方にとって長い目で見ると、良いことだとは言えませんよね。「好かれたい」「嫌われたくない」という理由で「いい人」でいる努力をすることは、一見「がんばっている人」のようで、実は、自分にとってのメリット(彼を虜にできる)しか考えていない、わがままなことかもしれません。

気づけば、「私が好きになったはずの彼はどこにいったの?」というぐらい、彼は自堕落な男に変わってしまっている可能性もあります。あなたに甘え、依存し、自立できなくなってしまうかもしれません。

そうして、精神的に、経済的に、彼を支え続けるということは、もはや、あなたと彼の関係は親子です。二人は対等のパートナーではなくなっているはずです。彼を手中にできたとしても、かけがえのないあなた自身の人生設計まで狂ってしまう可能性があるとしたらどうでしょう?
 

別れた後に女性がストーカーされる危険性も?

さらにやっかいなのが、そんな二人が別れた後のこと。自身の反省も踏まえてのお話ですが、「傷つけたくない」「彼に逆切れされたくない」がために、彼にはっきりと「もう気持ちがなくなった」と言えずに別れるパターンも多いはずです。

実は、どっぷりと「心地いい空間」を与えてもらった男は、「この女性だけは、世界中が敵になろうとオレの味方でいてくれているはずだ」と強く思い込んでしまうようです。そんな状態の彼に「もう好きじゃない」とハッキリ言わなければ、「他に理由があるはずだ」と男のほうは納得できないようです。こういった別れ方によるストーカー行為が多いのだと、先日、とある行政書士の先生にお話を伺いました。「気持ちがもうないのだ」ということをハッキリと言われなければ、男は「嫌われた」とは思わない人が多いようです。そして、二人の関係が男にとって心地良かった場合ほど、男は別れた後も執着するそうです。

そんなトラブルに見舞われないためにも、自分の「優しさ」について、少し考えて直してみませんか? 

愛を与えてばかりで枯渇してきているのに、注ぎ続けることは辛いものです。愛を与え続けようとするあなたこそ、本当は「与えてもらいたい」と切望しているはずですよ。

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