山梨県笛吹市のクライミングジム・ピラニア
クライミング・ボルダリングとは
もともと登山の際に必要なスキルとして、素手で岩壁を登る技術を練習するために作られたのがクライミングジムです。その人工登壁を使って競技を行うスポーツクライミングの中で、ロープを使って安全を確保しながら登る競技をリードクライミング、高さ5m以内の人口登壁をロープを使わずに登る競技をボルダリングといいます。ロープをつける必要がない岩、ボルダー(石ころ、と言っても大きな岩を指します)に登るから、ボルダリングと名づけられたそうで、ボルダリングはロープの知識がなくても、ルールを知ればすぐに始めることができるので、初心者でも楽しめるのです。
クライミング・ボルダリングに必要なもの
ボルダリングに必要なのは、専用のシューズとチョークとふかふかマット。たいていジムでレンタルの用意があるので、まずは気になるジムへ行ってみましょう。クライミングには、これらに加えて、ハーネス、ロープが必要になります。特にロープは自前で用意が必要なことも多いので、クライミング体験を希望する際には事前に持ち物を確認しましょう。クライミング専用シューズ
アウトドアでボルダリングするためのマット
ボルダリングのコース
ここでは、以前取材させていただいた、山梨県笛吹市のクライミングジム「ピラニア」の当時のコースを基に、説明していきます。カラフルなホールドの横にあるシールを確認
シールの色や形によって、難易度が示されています。シールの場所を変えたり、ホールドの場所を変えるなどで、新しいコースを作ることができますので、同じジムに通っていても、定期的に新しいコースにチャレンジできるようになっているのです。
使っていいホールドをチェック
同じ色、同じ形のシールを貼ったホールドのみをつかんで、登ります。最初のうち、足はどのホールドを使ってもかまいません。「G」と書かれたゴールのホールドを両手でつかめば、そのルートを攻略したことになります。まず登る前に、ルートをしっかり確認します。上のほうにある「G」のシールがゴールのホールド