消費者は、健康食品を理解して使ってる?

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いわゆる健康食品について、私たち消費者は、正しく理解しているでしょうか。

私たち消費者は、はたして健康食品のことをきちんと理解して使っているのでしょうか。昨年の2014年4月に消費者庁により、今回の食品の機能性表示に関する消費者意向等調査結果が発表されました。

15~79歳の男女3,000名を全国の人口構成に合わせて割当抽出し、健康食品の摂取状況や、イメージ、区分の認知、中学生以下の子どもの摂取状況などを調査しました。

対象者の群分は、次のような6グループに分けられました。
  1. 20~64歳(疾病なし) 「診断又は疑いのある疾病」の9項目【糖尿病、脂質異常症(中性脂肪又はコレステロールが多い)、高血圧、肥満、貧血、骨粗しょう症、アレルギー(花粉など)症、関節炎、その他の疾病】のいずれにも該当しない者
  2. 20~64歳(何らかの疾病あり) 「診断又は疑いのある疾病」の9項目のいずれかに該当する者
  3. 65歳以上
  4. 15~19歳
  5. 健康食品を摂取している中学生以下の子どもを持つ者
  6. 妊娠中・妊娠計画中の者

最近1年間に「健康食品」を摂取したことがある者の割合は全体の43.8%で、疾病のないグループ1.に比べ、グループ2.3.5.6.では「健康食品」の摂取割合が有意に高く、「健康食品」のうち最も多く摂取されていたものは、「特定保健用食品(トクホ)」で全体の44.7%でした。

この「健康食品」を摂取した者における「いわゆる健康食品」に対するイメージが、ガイドはたいへん気になりました。

摂取することで、病気が治ると思う者(そう思う、とてもそう思う者の合計)は、グループ4、グルーブ5が他のグループよりも多く、どちらも20%でした。

また「いわゆる健康食品」も含めて国が認可していると思う者(そうも思う、とてもそう思う者の合計)は、グループ3が22.7%、グループ4が32.5%でした。

他にも、複数の健康食品を同時に摂ると効果が高くなると思う者は、グループ4が多い(22.5%)というケツかもありました。

この調査結果にもあるように、またガイドが、表示に関するセミナーなどをしてもいつも感じていることですが、国民のすべての人が薬と保健機能食品も含めた健康食品の用途の違いを正しく理解しているとはいえません。情報の少ない10代や健康に不安を感じ出す高齢者などは、特に問題だと感じます。このような状況の中で、新たしい機能性表示食品がスタートしてしまうのです。