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ホンダ・ジェイド試乗レポート「魅力は上質な走り」(3ページ目)

発売から約1か月で5000台超と、月販目標台数の3000台からするとまずまず好調といえるスタートを切ったホンダ・ジェイド。ハイブリッドのみ、3列シートのみという品揃えでデビューした低全高3列ミニバンの出来はどうだろうか? 試乗レポートをお届けする。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

基本的な性能はいいだけに、売れ続けるかだけが問題

ホンダ・ジェイド

ホンダ最新の安全装備「ホンダ・センシング」も搭載し、25.0km/Lという低燃費で勝負するホンダ・ジェイド


VWゴルフ並のボディ剛性を確保したというホンダ・ジェイドは、ヴェゼルなどよりも上質な乗り味で、ドライビングポジションもアコード並の余裕で決められるなど、一段上質な作りになっている。

多彩なシートアレンジはホンダらしく工夫満載でよく練られているが、操作には多少の慣れが必要で、設計者が工夫を凝らすあまり少し「策におぼれた」感もある。

先ほども述べたが、できればこのパッケージで2列シートがあり、さらにハイブリッド仕様よりも低価格のガソリン仕様もあればよりユーザーの裾野が広がりそうだ。

とにかく3列シートミニバンは、背の高いボックス型が主流で、ストリームでも苦労してきたようにファミリー層を取り込むのは難しい。ホンダももちろん承知のうえだから今後どのように魅力を高めて熟成させていくかにも期待したい。

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