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ラ・フォル・ジュルネ2015、大変化の概要とオススメ!

クラシック音楽最大の祭典と言えば『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン』。今年もGWに国際フォーラムを中心とした有楽町エリアで開催されますが、テーマは『PASSIONS(パシオン)』という感情?! 一体どういうことでしょうか? 概要とオススメ公演をご紹介します。

大塚 晋

執筆者:大塚 晋

クラシック音楽ガイド

ラ・フォル・ジュルネ2015のテーマは『PASSIONS(パシオン)』?!

ラ・フォル・ジュルネ

東京国際フォーラム1階は無料コンサートに屋台にと盛り上がります!

クラシック音楽最大の祭典と言えば『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン』。2015年もゴールデンウィークに東京国際フォーラムを中心に大手町・丸の内・有楽町エリアで開催です!

『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン』はどんなイベントかと言うと、
  • 1500~3100円前後と安いチケットでプロの演奏が聴ける!
  • 時間も45分前後と飽きない!
  • 0歳から聴けるコンサートがあるなど家族でも楽しめる!
  • 無料公演もたくさん! 屋台も出て、1日楽しめる!
という、毎年賑わう楽しいイベントです。

今までは『バッハ』など作曲家がテーマになっていましたが、11年目となる今回のテーマは『PASSIONS(パシオン) ~恋と祈りといのちの音楽~』。なんと、感情(?)がテーマとなります。
ラ・フォル・ジュルネ

2015年のメイン・ビジュアルはなんと泣いている女性?! 今までのコミカルなイラストとは真逆の路線。ラ・フォル・ジュルネに何が……?

と言っても「パシオン」? あまり馴染みのないフランス語ですよね。英語だとパッション(情熱)です。

・祈りのパシオン
・恋のパシオン
・いのちのパシオン

の3つのテーマに合致する曲が選ばれるということで、どんなこと?と戸惑う方も多そうですが、先んじて2015年1月に同テーマが本国フランスで行われた際は、過去最大の動員を記録し、大成功となったそうです。

その詳細は後ほど記すとして、今回から始まるお得なサービス2つについて先に記しておきましょう。

1:手数料不要! 電子チケットが登場!
購入から入場までスマホで完結。発券、システム利用、チケット送付などの費用が不要。ホールA公演のみ対象(取扱:イープラス、チケットボード)

2:U-25割引チケット登場!
25歳以下なら当日券を半額で販売(残席ある公演のみ)。(販売場所:東京国際フォーラムガラス棟地下1階・チケットオフィス)。年齢確認できる身分証の提示必要。こども割引との併用不可。

1については「『ラ・フォル・ジュルネ』はチケットは安いけれど、1枚1枚手数料がかかるのが嫌だ」という声を個人的にもよく聞いていたので、便利な上、お得になるので良いですね。

その他も、ホールAの1日パスポート券(1階:12500円、2階:8000円)、3歳から小学生までが対象の「こども割引」(ホールA:500円引き、それ以外:300円引き)、車椅子席設置、託児サービスなどは引き続き実施されます。
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