心やすらぐ「親密」さを堪能
三菱一号館美術館(東京):ワシントン・ナショナル・ギャラリー展~アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから
フィンセント・ファン・ゴッホ 《オランダの花壇》 1883年頃 油彩・板に貼られたカンヴァス National Gallery of Art, Washington, Collection of Mr. and Mrs. Paul Mellon
この展覧会はそのNGAのコレクションから、日本初公開38点を含む合計68点の印象派、ポスト印象派の作品を展示するもの。ルノワールやマネ、ドガにゴッホなど日本でも非常に人気の高い画家たちの作品を一気に鑑賞できる素晴らしい機会です。
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《猫を抱く女性》 1875年頃 油彩・カンヴァス National Gallery of Art, Washington, Gift of Mr. and Mrs. Benjamin E. Levy
彼女が収集した作品は、部屋を飾るのに適した優しい色合いのものや、家族や親友、懐かしい風景など、画家が慈しんだ主題のもの、さらにペットと飼い主や恋人同士など、心を通い合わせたモデルが登場するものなど、「優しさ」を感じさせる作品が多いことが特徴。それゆえに、鑑賞するわたしたちも、いつのまにか優しい気持ちになることができる展覧会です。
■展覧会DATA
展覧会名称:ワシントン・ナショナル・ギャラリー展~ アメリカ合衆国が誇る印象派コレクション
会場:三菱一号館美術館
会期:2月7日(土)~5月24日(日)
開館時間:10:00~18:00
※祝日・振替休日除く金曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
※祝日、4月6日、5月18日は開館
Web: http://mimt.jp/nga/
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