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2015年3月のオススメ展覧会・美術展(2ページ目)

国立新美術館(六本木)のルーヴル美術館展 日常を描く、三菱一号館美術館(東京)のワシントン・ナショナル・ギャラリー展、国立歴史民俗博物館(千葉県)の大ニセモノ博覧会-贋造と模倣の文化史-、町田市立博物館 (町田)の和ガラスのうつわ ―近代日本のかわいいデザイン―、水戸芸術館 現代美術ギャラリー(茨城県)の山口晃展 前に下がる 下を仰ぐを紹介します。

浦島 茂世

執筆者:浦島 茂世

美術館ガイド

心やすらぐ「親密」さを堪能
三菱一号館美術館(東京):ワシントン・ナショナル・ギャラリー展~アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから

フィンセント・ファン・ゴッホ 《オランダの花壇》 1883年頃 油彩・カンヴァス(板で裏打ち) National Gallery of Art, Washington, Collection of Mr. and Mrs. Paul Mellon

フィンセント・ファン・ゴッホ 《オランダの花壇》 1883年頃 油彩・板に貼られたカンヴァス National Gallery of Art, Washington, Collection of Mr. and Mrs. Paul Mellon
 

ワシントン・ナショナル・ギャラリー(National Gallery of Art, Washington 通称NGA)は、その所蔵作品の多くが市民からの寄贈品によりなりたっており、その上質さと量は世界でも群を抜く、アメリカを代表する美術館。とくに、フランス印象派とポスト印象派のコレクションは良品が揃っており、多くの印象派ファンのあこがれの美術館です。

この展覧会はそのNGAのコレクションから、日本初公開38点を含む合計68点の印象派、ポスト印象派の作品を展示するもの。ルノワールやマネ、ドガにゴッホなど日本でも非常に人気の高い画家たちの作品を一気に鑑賞できる素晴らしい機会です。

ピエール=オーギュスト・ルノワール 《猫を抱く女性》 1875年頃 油彩・カンヴァス National Gallery of Art, Washington, Gift of Mr. and Mrs. Benjamin E. Levy

ピエール=オーギュスト・ルノワール 《猫を抱く女性》 1875年頃 油彩・カンヴァス National Gallery of Art, Washington, Gift of Mr. and Mrs. Benjamin E. Levy

NGAの核となる印象派作品の多くを集めたのは、NGAの創設者であり実業家であったアンドリュー・W・メロンの娘、エイルサ・メロン。控えめな性格ゆえ、あまり表舞台に出なかった彼女ですが、同じくコレクターだった父親の影響を受け、感覚を磨き質の高いコレクションを築き上げました。

彼女が収集した作品は、部屋を飾るのに適した優しい色合いのものや、家族や親友、懐かしい風景など、画家が慈しんだ主題のもの、さらにペットと飼い主や恋人同士など、心を通い合わせたモデルが登場するものなど、「優しさ」を感じさせる作品が多いことが特徴。それゆえに、鑑賞するわたしたちも、いつのまにか優しい気持ちになることができる展覧会です。


■展覧会DATA
展覧会名称:ワシントン・ナショナル・ギャラリー展~ アメリカ合衆国が誇る印象派コレクション
会場:三菱一号館美術館
会期:2月7日(土)~5月24日(日)
開館時間:10:00~18:00
※祝日・振替休日除く金曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
※祝日、4月6日、5月18日は開館
Web: http://mimt.jp/nga/

次のページでは 国立歴史民俗博物館(千葉県):大ニセモノ博覧会-贋造と模倣の文化史-を紹介します。
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