公的手当/旧制度「子ども手当」

「子ども手当7つの誤解」を解いてスッキリもらおう!

6月より子ども手当の支給が始まります。時々子ども手当への批判が見受けられますが、もし「子ども手当は良くない制度」と思いながら給付を受ける家族がいれば、これはもったいない話です。いい制度を堂々ともらい、自由に使うため、誤解をいくつか解いておきましょう。これですっきり間違いなし!

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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------ はじめに --------------------------------
2012年4月(平成24年4月)、子ども手当は児童手当に移行しました。
新制度「児童手当」に関する情報は「児童手当、手続きするのはどんな時?」を参照ください。
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「子ども手当」をもらってもいいの?なんて思ってませんか?

6月より「子ども手当」の支給がスタートします。今年度は半額の1万3000円/月になりますが、子が何人もいる家庭にとってはそれでも大きなお金になります。こうした子ども手当ですが、どうも誤解が多いようです。

いろいろなところで「ムダなバラマキである」とか「結局飲み代やパチンコ代に回るのでは」とか「偽装受取で儲ける人がいるんだろう」というような言説をみかけます。

これらは子ども手当に対する一面的な見方だと思います。ほとんどの子ども手当の対象者は子ども手当を受け取るにふさわしい人たちですが、そうした家庭が後ろめたい気持ちになるのでは、本来の制度が歪んでしまうのではないかと、私は心配しています。がんばって子育てをしているママさんパパさんが、もらって嬉しいと感じてほしいと思います。

そこで、「子ども7つの誤解を解く」と題して、いくつかのポイント整理をしたいと思います。

それでは7つの誤解をチェックしていきましょう!
  • 誤解1. 子ども手当を飲み代やパチンコ代に使う可能性があるからダメ?
  • 誤解2. チケット制にしないと子ども以外のことに使えるからダメでは?
  • 誤解3. 自分のために貯金しちゃうような人が出たらズルイですよね?
  • 誤解4. 子ども手当をしても景気回復にならなければダメでしょう?
  • 誤解5. 所得制限をかけないのはズルイからダメでしょ?
  • 誤解6. 少子化対策にならないからダメでしょ?
  • 誤解7. 子育て支援には待機児童ゼロのほうが大事だからこれはムダでしょ?
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